琵琶湖西岸 ― 2015年05月09日
100 名城めぐり+比叡山延暦寺訪問の帰り道、琵琶湖西岸を経由して帰ったので、その間の見所を...。
満月寺(浮御堂)
延暦寺訪問の帰りに立ち寄りました。 すぐ近くに駐車場がありますが、道が細く入り組んでおり、道路事情が良く解らなかったのでかなり手前の観光駐車場に止めました。
延暦寺訪問の帰りに立ち寄りました。 すぐ近くに駐車場がありますが、道が細く入り組んでおり、道路事情が良く解らなかったのでかなり手前の観光駐車場に止めました。
浮御堂は、言い伝えでは恵心僧都(えしんそうず)が琵琶湖の暗線を祈願し、平安時代に建立したとされているので、歴史はけっこう古そうです。 近江八景の一つでもあります。
独特な形をした山門です。
山門をくぐった先が浮御堂。
琵琶湖の眺めが最高です。
こじんまりとした寺院で、浮御堂以外には観音堂と茶室くらいしかありません。 写真は観音堂。 薬師如来像、十一面観音像が安置されています。
本日の宿に戻ります。 本日のお宿は「アーブしが」。 普通のホテルかと思って宿泊しましたが、領収書が「一般財団法人滋賀県青年会館」だったので、民間のホテルではなさそう...。 でも、料金の割りには、食事はなかなか良かったので、こちら方面に用事があればまた使っても良いかと思いました。
写真は、ホテルからの風景。
結構、綺麗な眺めです。
翌朝、琵琶湖西岸を北上...。
白鬚神社
白鬚神社は近江最古の大社のようで、正確な創建年代は不明なようです。
別名、白鬚明神、比良明神で、675年に比良明神の号を賜ったとの社記があるようです。
白鬚神社の社殿は、豊臣秀頼の寄進により 1603 年に建立。 左が本殿、右が拝殿で、現在の様に結合したような状態になったのは明治12 年の改修によるもの。
山の斜面を登っていくと沢山の社がありますが、途中までで断念しました。
湖中の鳥居が特徴的です。 道路を挟んだ湖側にあります。 交通量の多い道路を横断する場合はご注意を...。
太郎兵衛像
さらに北上した湖の畔の駐車場に、太郎兵衛像の銅像がありました。
この辺りの地域は、たび重なる水害に悩まされてきました。 深溝村の庄屋だった太郎兵衛は三代に渡って治水工事を嘆願し、ようやく実現しました。
ガスってて景観はいまいち。
大崎寺
琵琶湖北部にある大崎寺。
元は奈良の興福寺の末寺で大きな寺院だったらしい。 鎌倉時代以降は荒廃していたが、1536 年に法印が中興し、それ以降は真言宗の寺院になりました。
入り口を通ると、本堂まで登り階段が続きます。
本堂の築材は、昭和 41 年の阿弥陀堂改築の際に使用されたとの事なので、その頃に改修された物だと思われます。
安土城の築材は、阿弥陀堂の部材として再利用されています。 「安土の血天井」と呼ばれているくらいなので、天井として使用されていると思われますが、見た感じ解りませんでした。
琵琶湖の眺めは良いのですが、当日は曇ってていまいち。
琵琶湖の東側と比べると、西側はマイナーなイメージがありますが、思ったよりも見所がありました。
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