日光街道 杉並木 ― 2017年07月16日
日光街道は江戸時代に整備された五街道の一つです。 杉の植樹は1625年から松平正綱によって行われ、その一部は現在でも残っています。
日光へ続く国道 119号を通る時にその一部を見る事ができますが、バイクで通過するだけなので今までじっくり観る事はありませんでした。 地図を見ていたら、「杉並木公園」の存在を知り、徒歩でじっくり散策できそうなので瀧尾神社へ行く途中に寄ってみる事にしました。
8:20頃、杉並木公園の一番宇都宮側にある駐車場に到着。 思ったよりも広い駐車場で、周辺には他にも駐車場があるのでスペース的には十分かと思います。
ここから徒歩で、国道 119号沿いの遊歩道を歩いてみます。
公園から杉並木の遊歩道に出ます。
早朝なので貸し切り状態。 歩いていて気持ちイイです。 日光杉並木を初めて徒歩で通ります。 東照宮に八王子千人同心の碑がありましたが、彼らもここを徒歩で通ったのだと思います。 今では東京から徒歩で日光に来る事など考えられないですが...。
高龗神社
杉並木を少し進むと右手に神社が見えました。
手入れがされているのか、されていないのか不明な神社ですが、正直、怖いです。 でも折角なので旅安全祈願をしておきました...。
変わった字を使う神社ですが、どんな神様が祀られているのでしょうか...。 由来などの説明は見当たりませんでした。
では、先に進みましょう。
水車
遊歩道の脇にある公園の方に水車があるようなので寄り道します。
昔は多くの水車がそば粉などを製粉していたのでしょうが、今ではほとんど見かけません。
案内によると、日本の水車の型は約90種類ほどあるそうです。
見た事の無いサイズの水車が現れました。 直径が10m もある巨大な物で、飾りでは無く、ちゃんと稼働しています。 自分が見た中では最大かも知れません。
でも、日本最大の水車は大分県佐伯市にある水車で直径 18.18m もあるそうで、これよりも遥かに大きいです。 いつか観に行ってみたいですね...。
報徳庵
大水車を先に進むと「報徳庵」というそば屋に着きました。
なかなか店構えなので食べてみたい所ですが、現在時刻は8:40。 開店は11時からなので今回は諦めましょう。
旧江連家住宅
先ほどのそば屋の近くにある古民家です。
1830年に南小倉村小倉に建てられた民家で、市に寄贈された事により 1993年に現在の場所に移築されました。 火災予防として現在は銅板葺きですが、昔は茅葺だったようです。
内部も見学できるようですが、時間が早すぎたようで、こちらもまだ開いてませんでした。
杉並木はこの先にも続くようですが、この辺りで引き返す事にします。
早朝ですが、朝のウォーキングをしている人たちとすれ違います。 早朝の杉並木は本当にここちよいです。
もうちょっと先まで行くと砲弾打込杉があるようですが、あまりのんびりしていると東照宮周辺が混雑するので今回はここまで。
バイクを停める所が見当たらず、素通りしていた杉並木ですが、良い所を見付けました。
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