京都府 下鴨神社2017年11月24日

正式名称は賀茂御祖神社。 鴨川の下流にある事から下鴨神社と呼ばれるようになったとの事。 創建年代は不明ですが、崇神天皇の在位7年目(紀元前90年)に神社を修造した記録があるらしいです。 第10代天皇である崇神天皇は、実在した最初の天皇の可能性が高い人物で、その事からも相当古い頃から神社があったと思われます。
下鴨神社は世界遺産登録されています。

当初、上賀茂神社に行こうかと思ったのですが、早朝、バスが無さそうだったので予定を変更しました。 京都駅から地下鉄で北大路駅まで行き、そこからバスで下鴨神社前まで移動しました。 到着したのは 7:30頃。 参拝者はほとんどいませんでした。

愛宕社、稲荷社
本日、一番最初に参拝した事になった社です。
よく見ると、2つの社が繋がっており、向かって右側が愛宕社、左側が稲荷社になります。
元々は別々の場所に祀られていたようですが、相殿となったのは応仁・文明の乱以降のようです。
下鴨神社・愛宕社、稲荷社

印納社
先ほどの社のお隣さんの末社です。
古くからある社のようで、御祭神は印璽大神と倉稲魂神の2柱です。
あまり聞いた事が無い神様ですが、10月1日に印章祈願祭が行われ、古い印章を祈祷した後、この社の後ろにある石碑に奉納するらしいです。
倉稲魂神の方は名前の通り、穀物の神様です。
下鴨神社・印納社

大炊殿
神様へのお供え物を調理する場所で、神様の台所と言った所です。
前回訪問時は内部も拝観しましたが、今回も公開していたのかは不明です。 どちらにしろ訪問時間が 8:00 前と早すぎるので拝観は無理でしょう...。
下鴨神社・大炊殿

西参道からの入り口にある鳥居です。
この辺りの紅葉は見事です。
下鴨神社・西口鳥居

三井神社
山城国風土記にこの神社に関する記述があるそうなので、奈良時代には既に存在していたと思われます。 中央に建角身命、向かって右側に伊賀古夜日売命、左側に玉依媛命が祭られています。 玉依媛命は、建角身命と伊賀古夜日売命の間に生まれた子供です。
前回訪問時は、大炊殿の特別公開で中に入れた記憶があります....。
下鴨神社・三井神社

神服殿
夏冬の御神服を奉製する御殿として使用されていたが、近世では行幸の時の玉座が置かれる到着殿として使用されていました。 21年毎に解体修理されています。
普段は中を観る事は出来ませんが、過去に内部が特別公開された事があったようです。
下鴨神社・神服殿

比良木社
正式名称は出雲井於神社になります。 須佐之男命が祀られており、この神社の周辺にはどんな木を植えても柊の葉のようにギザギザになる事(多分、言い伝?)から比良木社と呼ばれているそうです。
下鴨神社・比良木社

舞殿
葵祭の時、天皇の勅使が御祭文を奏上され、東游(雅楽の一種)が奉納される場所です。
こちらも神服殿同様、21年毎に解体修理されます。
葵祭は京都最古の祭で、起源は欽明天皇(509~571年)が五穀豊穣を祈願して行った物のようです。 ただ、嵯峨天皇が伊勢神宮に倣って斎王を置いたのが始まりとする話もあり、解釈が分かれるようです。
大きな祭ですが、さすがに、応仁の乱、幕末、太平洋戦争の時には行われなかったようです。
下鴨神社・舞殿

橋殿
舞台っぽい建物が続きます。
昔から奉楽、倭舞などが行われた場所で、現在でも神事芸能が奉納される場所です。
こちらも21年毎に解体修理が行われます。
こちらの舞台は、川の上に橋のように建てられている変わった建物です。
下鴨神社・橋殿

下鴨神社・橋殿

細殿との間にある川にかかる橋です。 一般人は通行不可のようです...。
しかし、この時期の早朝は、結構、寒い...。
下鴨神社・橋

下鴨神社・橋

細殿
天皇の行幸の時の行在所として使用された御殿です。
孝明天皇の鴨社攘夷御祈願行幸の時には、徳川家茂の侍所としても使用されました。
1628年に建て替えられた後、21年毎の遷宮の時に解体修理されています。
下鴨神社・細殿

井上社
別名、御手洗社と呼ばれる、井戸の井筒の上に建つ社です。
御祭神である瀬織津姫命は、病気やけがなどの災難除けの神様です。
社の前はみたらし池と呼ばれています。 「みたらし団子」は、この池の湧き水のあぶくを型どったとされており、「みたらし団子」発祥の地とも伝わります。
下鴨神社・井上社

中門
この門の先が干支の守護社と本殿があります。
(内部の撮影は可能なのか不明だったので自粛...。)
少し変わっているのは、ここの本殿は東本殿と西本殿の2つに分かれています。
御祭神は、東側が玉依媛命、西側が建角身命です。
本殿と、自分の干支である、守護社に参拝してきました。
下鴨神社・中門

下鴨神社・楼門
21年毎の遷宮の時に解体修理されています。 どうも、このように式年遷宮で建替えでは無く、解体修理されるようになったのは 1628年以降のようです。
資源保護や文化財保護を考えると、解体修理の方が現実的ですね...。
下鴨神社・楼門

下鴨神社・楼門の絵馬

南参道の鳥居
ここがメインとなる南参道の入り口となる鳥居です。
本当は、こっちが正面入り口なんだと思います...。 この先も糺の森(ただすのもり)の中を参道が続きます。 早朝、自然林の中を歩くのは気分が良いです...。
下鴨神社・南参道の鳥居

下鴨神社・参道

下鴨神社・参道

早朝の神社は人も少なく静かで心地よいです。 難点があるとすれば、特別公開とかしていても拝観できない事でしょうか...。
そういえば、リラックマも京都バージョンでお待ちしてました。
下鴨神社・りらっくま