京都府 旧三井家下鴨別邸 ― 2017年11月24日
旧三井家下鴨別邸は、下鴨神社の南にある三井家の別邸で、明治~大正期の建造物です。
1909年に三井家の祖霊社をこの地に遷座し、1925年に参拝時の休憩所として建てたのが現在の旧邸になります。
1949年に国に譲渡され、京都家庭裁判所の所長宿舎として使用されてましたが、現在は一般公開されていて建物内を見学する事ができます。
主屋は木屋町別邸から移築された物です。
屋根の上にある小さな望楼部分が三階にあたる部分で、独特な形状をした建物です。
望楼部分は普段非公開です。
1階にパネル展示している部屋があり、そこでボランティアの方による三井家の説明を聞いてから屋内の見学を始めます。 9時をちょっと過ぎた位の開館してすぐの時間帯ですが、見学者は意外と多かったです。
二階部分の座敷。
貰ったパンフレットを見ると、二階部分は普段は非公開のようで、予約して借りるシステムのようです。 どうやら紅葉シーズンによる特別公開中だったようで、偶然立ち寄った場所ですが、少しラッキーでした。
階段部分。
こちらが風呂場。
最近、木製の浴槽は老舗の旅館位しか見かけないですね...。 まぁ、メンテナンスが面倒かと思うので、自然な流れかも知れませんが...。
それにしても、ここの浴槽、結構深そうですね。
この時代の建物だと、西洋風の部屋などが混じってたりしますが、ここは和風に統一されてるようです。
邸宅の南側には苔を敷き詰めた立派な庭があります。
ヒョウタン型した池の方から邸宅を見てみます。
向かって右側に少し小さな建物が見えますが、こちらは茶室になります。
茶室は非公開ですが、予約すれば借りる事ができるようです。
さて、次の目的地、銀閣寺へ向かいましょう..。
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