京都府 宝厳院~嵐山竹林 ― 2017年11月25日
宝厳院は天龍寺の塔頭寺院で、1461年に創建されました。
創建当初は京都府上京区にありましたが、応仁の乱で焼失、天正年間(1573~1591年)に豊臣秀吉によって再興されました。
天龍寺横の現在の位置に移ったのは 2002年なので、かなり最近の事のようです。
寺院内にある「獅子吼の庭」は紅葉の名所として有名です。
大き目の丸い石が敷き詰められた苦海。 この大きさの石が使われているのは珍しいかも知れません。
庭園内の紅葉は見事です。
地面を覆う苔もいい感じです。
無礙光堂
永代供養の為に建立された御堂です。
核家族化が進み、お墓を維持するのも難しくなる時代なので、永代供養の需要はこれからも増え続けると思います。
無畏庵
寺院内にある茶室の一つです。
「無畏」とは仏が教えを説く時に、豊富な知識から恐れる事の無い態度の事を言うらしい...。
確かに、自信を持って話す人の言葉は説得力がありますね..。
本堂
2008年に完成した本堂です。
この地に移ったのが 2002年なので、宝厳院の建物は全体的に新しい物が多いです。
本堂内には朱色の珍しい襖絵がありますが、別途、拝観料が必要になります。
しかし、京都の散策は拝観料が馬鹿にならないです。 自分の場合は文化財の保護費として割り切ってますが...。
紅葉が本当に美しいです。
青嶂軒
もう一つの茶室です。
大正時代の建物を移築、復元した物らしいです。
宝厳院垣
入口付近にある、小枝を束ねたような変わった垣根です。
宝厳院から外に出て「ミモジのトンネル」を歩きます。
塀越の紅葉が美しいです。
ここは拝観料が不要あと思えるので、撮影スポットとしては良さそうな場所です。
観光客がもう少し少なければ良い場所なのですが...。
有名な嵐山の竹林に来ました。 物凄い混雑です...。
ここに来て、散策した順番の失敗に気が付きました。 最初にここに来れば、早朝だったのでここまでは混雑してなかったと思います...。 次回は早朝に来てみたいと思います。
竹林には人力車専用の通り道があります。
あの混雑の中を人力車が通行するのは困難ですし、利用客も落ち着いて風景を楽しむ事ができるので、なかなか良いアイデアかと思います。
地図(嵐山竹林)
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