神奈川県 寿福寺 ― 2018年01月08日
源頼朝没後の 1200年、妻の北条政子が明菴栄西を招いて開山した鎌倉五山三位の寺院です。 裏山の墓地には、源実朝、北条政子の墓があります。 中門より先は一般公開されていません。
寿福寺トンネル
普段は総門側から参拝するのですが、今回は道を間違えて寿福寺トンネル側からの訪問になりました。
素掘りのトンネルですが、何時頃掘られた物でしょうか? ここも切通しの一つでしょうか?
一応、一般道みたいで、宅配業と思われる車両が通過して行きました。
中門の扁額です。
寿福寺は 1258年の火災で、ほとんどの建物を焼失しているようで、復興されたのは南北朝時代と推定されています。 なので、建立当時の建物は残っていないと思われます。
この門より先は入る事が出来ませんが、年に数回、公開される時があるとか...。
仏殿
中門から仏殿が見えます。 現在の仏殿は 1664年に再建された物です。
本尊は釈迦三尊で室町時代の作らしいです。
裏山の墓所に向かいます。
墓所の奥にあるやぐらは、北条政子(奥の方)と、源実朝(手前)のお墓です。
意外と質素なお墓でした。 手を合わせてから散策を続けます。
北条政子の墓
源実朝の墓
墓所から引き返し、総門の方へ向かいます。
ここは元々、頼朝の父、義朝の館があった場所で、頼朝が鎌倉入りした時には義朝を弔う御堂が既に建っていたようです。
写真は、総門側から中門方面へ振り返った所。 一直線に伸びる美しい参道です。
総門
ここが本来の入り口です。 参道の奥に中門、仏殿が見えます。
拝観できる範囲が限られていますが、静かに参道を歩くだけでも雰囲気を感じられる良い場所かと思います...。
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