山梨県 新倉山浅間公園2018年02月12日

ガイドブックなどで有名な、富士山と五重塔の写真。
恐らく世界遺産登録されている浅間神社のどれかだろうと予想し、前回、静岡方面から巡ってみたけど全て空振りに...。
調べ直した所、世界遺産とは関係無い「新倉山浅間公園」である事が判り、天気が良かったので訪問する事にしました。 駐車場は十分な広さですが、そこまでの道路は予想以上に狭く、路に迷ってしまいました...。

駐車場には除雪した雪が大量に残ってます。
駐車している車も結構、多いです。 桜のシーズンとかだと、この広さでも満車になりそうです。
新倉山浅間公園

まずはこの階段を登って新倉富士浅間神社に向かいます。
新倉山浅間公園・浅間神社へ

新倉富士浅間神社の拝殿に到着。
ここは世界遺産では無いのですが、参拝者が多いですね...。 順番待ちが発生しています。
前回、世界遺産の浅間神社を廻った時には、ほとんど人に合わなかったのですが...。
この神社、創建は 705年と伝わっており、公園ができる遥か前から神社はこの地に鎮座していたようです。
新倉山浅間公園・拝殿

拝殿の下には樹齢1500年とも言われる巨木の跡があります。
大正15年に現在の拝殿を造営する時に、この巨木跡が軒下に隠れたそうです。
昭和57年に荒浜神社を改修した際に偶然見つかったとの事なので、発見されるまでは埋もれていたのかも知れません。
新倉山浅間公園・拝殿

拝殿手前にあったコンパクトな感じの舞殿。
目的地の新倉山浅間公園は、ここよりさらに山を登った所にあります。
新倉山浅間公園・舞殿

拝殿下の巨木跡を発見する切っ掛けとなったのがこの荒浜神社。
新倉山浅間公園・荒浜神社

境内にあった御神木。
元々は1本の檜でしたが、根本部分に幼い杉の木が着生して育った事から「子育て神木」と呼ばれています。 檜と杉が合体している木のようですが、こういうのは普通なんでしょうか?
新倉山浅間公園・神木

最寄り駅である下吉田駅から徒歩で来た場合、こちらの鳥居が入口になります。
ここの鳥居は前回巡った浅間神社では見かけなかった、両部鳥居の形をしています。
新倉山浅間公園・鳥居

新倉山浅間公園・鳥居

目的の五重塔はこの階段を登った先です。
何段あるのか知りませんが、相当な長さがあります。 体育系の部活と思われる学生が、この階段を走って昇り降りを繰り返してましたが、相当キツそうでした。
新倉山浅間公園

新倉山浅間公園・階段

公園に登るには、階段以外にも迂回する道があるのですが、こちらは雪が完全に凍り付いており、アイゼン無しで登るのは不可能な状態でした...。
新倉山浅間公園

五重塔に到着。 見た感じ、かなり新しそうです。
案内を見ると、昭和37年に戦没者慰霊の為に建立された物で、木造では無く鉄筋コンクリート製のようです。 形状は大阪四天王寺の五重塔を模しているとの事。
富士山をバックに写真を撮る為、さらに山を登ります。
新倉山浅間公園・五重塔

そうそう。 この風景です。
残念な事に富士山には雲が被っていますが、自然が相手なので仕方がない事。
下の木は恐らく桜なので、次回は桜の開花時期に合わせたいですね...。
でも、駐車場は混雑しそうなので電車かな...。
当日も、この場所は観光客でいっぱいで、ほとんどが海外旅行者でした。 日本よりも海外で有名な場所なのかも知れません。
新倉山浅間公園・五重塔

結局、富士山が顔を出す事は無く、次回に持ち越し...。
いつか、「富士山」+「五重塔」+「桜」の写真を撮りたい...。
新倉山浅間公園・富士山

山頂は凄そうですね...。
新倉山浅間公園・富士山