東京都 上野公園の桜2018年03月25日

今年は桜の開花時期が若干早めだったらしく、この日は上野公園の桜が満開状態でした。
例年、この公園の花見は尋常じゃないくらい混雑します。
メイン通りは立ち止まる事が難しいくらいの混雑ぶりで、両サイドは早朝から場所どりした花見客で埋め尽くされていました。
上野公園・桜

上野公園・桜

上野公園・桜

一生懸命、花を突っついてはむしり取っている、意地の悪い鳥がいました...。
行動理由が良く解らんです...。
上野公園・桜

有名な西郷隆盛像。
でも、本人の写真は残っておらず、あまり似ていないとの話も...。
あれだけの有名人で、顔が良く解らないと言うのも不思議な物です。
上野公園・西郷像

彰義隊の墓
旧幕府軍が鳥羽伏見の戦いで敗れた後、徳川慶喜は上野寛永寺に蟄居しました。
それでも一部の旧幕臣が集結し、「彰義隊」を名乗ります。 彰義隊と新政府軍は上野で激突し彰義隊は壊滅します。
明治7年、彰義隊の火葬場となったこの地に彰義隊の生き残りにより墓地が建てられました。
上野公園・彰義隊の墓

上野公園・彰義隊の墓

清水永観堂
こちらも大変な混雑ぶり。
ぐるっと枝が丸まった「月の松」が有名です。 歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれている事から、かなり前から存在していたようです。
現在の松の木は 2012年12月に復活した物で、先代は明治初期の台風によって失われたようです。 せっかく、上野戦争を生き延びたのに...。
上野公園・清水永観堂

上野公園・清水永観堂

上野東照宮
参道の両脇には出店も出店されており、大変な混雑状態でした。
と、言うより、前に進むのも困難な状況です。 これだけ混雑すると店で購入するのも大変です。 普段、ここまで混雑する事は無いので、ちょっと異様な光景でね...。
上野東照宮

上野東照宮

上野東照宮

舞殿で行われていた演奏の様子。
実際に使用されている所を観るのは初めてかも知れないです。
上野東照宮・舞殿

上野東照宮にも原爆の火があります。
広島の原爆投下によって廃墟と化した家屋から採取した火と、長崎の原爆瓦から採取した火を合わせ、1990年からこの地で保存しています。
上野東照宮・広島、長崎の火

この五重塔は、花見客の失火により焼失しますが、1639年に再建されました。
酔った勢いでやらかしたのかと思いますが、酒による失敗は昔も今も変わらないようです...。
上野東照宮・五重塔

今年は開花時期が合わずに、各地の桜まつりは苦労しそう...。
上野公園・桜