東京都 旧芝離宮恩賜庭園2018年08月19日

現在の旧芝離宮恩賜公園がある場所は海でしたが明暦年間(1655 ~ 1658年)の頃に埋め立てられ、1678年に老中、大久保忠朝の邸宅となります。 その時に造営された庭園が始まりのようです。 幕末の頃には紀州徳川家の邸宅となっており、「芝御屋敷」と呼ばれていたそうです。 1875年に宮内庁が買取り「芝離宮」となり、1924年に東京都に下賜され、公園として整備されて一般公開さてています。
旧芝離宮恩賜公園・入口

雪見灯籠
チケットの図柄にも描かれているシンボル的な灯籠です。
都会の真ん中にある日本庭園なので周りは高層ビルだらけです。 大名屋敷だった頃はもっと静かな所だったのかも知れません。
旧芝離宮恩賜公園・雪見灯籠

旧芝離宮恩賜公園の半分近くは、この大きな池が占めています。
この池を回るように庭園を散策します。
旧芝離宮恩賜公園

大山
庭園内にある最も大きな人工の山です。
この山の上から庭園が一望できます。
芝離宮は関東大震災でほとんどの樹木を焼失しています。 現在の姿は公園として整備された時の影響が大きいと思われるので、全体的な雰囲気は今とは違うかも知れません。
旧芝離宮恩賜公園・大山

旧芝離宮恩賜公園・大山からの眺め

西湖の堤
中国浙江省の西湖に詩人蘇東坡が築いた長堤がありました。 その堤を模して造られたとされます。 「西湖堤」自体を知りませんが、どことなく石橋の部分が中国風なので雰囲気は出ているのかも知れません。 他の庭園にも同じような物があるそうです。
旧芝離宮恩賜公園・西湖の堤

中島
西湖の堤を渡った先にあるのが中島です。
この中島は仙人が住み、不老不死の地と言われる蓬莱山を表しています。
蓬莱山は中国の想像上の神山なので、中国に纏わる物が多いですね...。
旧芝離宮恩賜公園・中島

島の反対側にある木橋は現在修復中で通行できませんでした。
引き返して池沿いに進む事にします。
旧芝離宮恩賜公園・中島の木橋

石柱
北条家に仕えていた武将の旧邸から運ばれた石柱のようで、ここが大久保家の邸宅だった頃、茶室に使われていたそうです。
4つの石柱が囲む独特な空間は、現代アートのような変わった空間です。
旧芝離宮恩賜公園・石柱

池の周辺に赤い花が綺麗に咲いてました。 どうやらサルスベリのようです。
赤以外に白いのもあるようです。
サルスベリの幹は古い物が剥がれ落ちるとスベスベの新しい幹が現れる事から、「猿が登れない」との意味で付けられた名前のようです。 実際に猿が登れないのかは不明ですが...。
旧芝離宮恩賜公園・サルスベリ

旧芝離宮恩賜公園・サルスベリ

旧芝離宮恩賜公園・サルスベリ

しかし、本当に高層ビルが目立ちますね...。
旧芝離宮恩賜公園・池

大島へ架かる大きな一枚岩の鯛橋があります。
名前の由来は見た目の通りかと思います。
旧芝離宮恩賜公園・鯛橋

大島の対岸にあるのがこの大きな岩がゴロつく根府川山。
この庭園には多くの根府川石が使われているとの事なので、この石も多分そうだと思います。
根府川石は敷石などとして使用されるそうなので、先程の「鯛橋」も根府川石かも知れません。 邸宅の所有者である大久保氏は、元々、小田原を領地としていたので小田原の根府川から庭園の石を運んだのかと思います。
旧芝離宮恩賜公園・根府川山

九尺台
いつ頃からあるのかは不明なようですが、昔はこの辺りまで海だったようです。
明治天皇はこの高台から漁民が漁をする姿を眺めていたそうです。
旧芝離宮恩賜公園・九尺台

昔はこの水門から海水を池に取り入れていたそうですが、現在は海に繋がっていないので池の水は淡水です。 昔は鯉の代わりに鯛とかが泳いでたのでしょうか?
そう言えば、高松城の水堀は海水を引いていたので海の魚が泳いでましたね...。
旧芝離宮恩賜公園・海水取入口跡

藤棚の近くに昔洋館があった事を伝える説明がありました。
浜離宮にあった洋館が老朽化で取り壊しとなり、その代わりとなる木造2階建の洋館が明治24年に芝離宮に建てられました。 残念ながら洋館は関東大震災により焼失しております。
恐らく、この辺りに洋館が存在していたのだと思います。
旧芝離宮恩賜公園・藤棚

昼休みとかに良さそうな場所ですな...。
旧芝離宮恩賜公園・花


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