東京都 数馬の切通し2020年07月24日

日原鍾乳洞の帰り道、「数馬の切通し」と言う史跡を見つけたので寄り道する事にしました。
切通しとは、山を削って作った通り道で、「数馬の切通し」は元禄(1688 ~ 1704年)の頃に作られた切通しのようです。 この切通しが整備された事により奥地との物流が可能になりました。

白丸町営駐車場にバイクを止めて、数馬の切通しへの場所を確認しますが案内が見つかりません。 「四季の家」と言う売店の近くに「数馬の切通し」の場所が書かれた地図があったのですが、Google Map とはだいぶ場所が違うので戸惑いました。
一応、案内板もあったので、それに従い進んでみる事にします。
数馬の切通し道案内

あまり整備されていない遊歩道だと思いつつも先に進みます。
ただ、先に進むほど雑草がすごく、最後はどこが道なのか判らない状態に...。
この道から切通しに行くのは無理そうなので引き返します...。
数馬の切通し・迷い道

数馬の切通し・迷い道

今度は白丸トンネルの脇にある数馬隧道から切通しを目指します。
Google Map を見ると切通しはトンネルと隧道の中間に記載されているので、隧道からの入り口を探す事にします。
現在、白丸隧道は徒歩でしか入れないようです。 隧道にあるトンネルの手前に階段らしき物を見つけ、そこから切通しを探す事にします。 当然、案内などはありません。
ちなみにこの隧道は大正12年(1923年)頃の物のようで、昔の青梅街道はこちらだったようです。
数馬の切通し・白丸隧道

辛うじて残る細い山道がつづら折りに山の上の方に続きます。
不安を抱えながら細い山道を登ると、意外とちゃんとした遊歩道に出ました...。
この道はどこから?
数馬の切通し・遊歩道

薄暗い遊歩道を進むと切通しが見えてきました。
もうちょっとちゃんとした道案内があると良いのだが....。
数馬の切通し・遊歩道

切通しの手前にあった供養碑。
字がかすれて読みにくいが、他の情報と合わせると宝暦4年(1754年)3月と書かれているのだと思います。 供養碑があると言う事は、切通しの工事は難工事だったのかも知れません。
まぁ、山を手で掘り下げる工事が楽なはずありませんが...。
数馬の切通し・供養碑

切通しは思ったよりも立派な物でした。
岩盤に火を焚いて熱した後に水をかけて冷やし、ツルハシと石ノミで切り開いたようです。
どれくらいの工期だったのか気になります。
数馬の切通し

切通しを通過して振り返った所です。 右の岩山に切通しが掘られています。
切通しを抜けると通路は直角に曲がっており、岩山に沿って切通しが続きます。
数馬の切通し

切通しの先にある細い道を進みます。
この垂直の壁も通路を作るために削った物のようです。
これだけの工事をしてまで作った切通しなので、切通しが無かった頃は相当な難所だったのかと思います。 この先は行き止まりのようなので引き返す事にします。
数馬の切通し

切通しを反対側から見た所。
この岩を人力で掘り下げたとは... 凄いの一言です...。
数馬の切通し

遊歩道まで戻ってきました。
切通しの横に階段と大木な岩が見えるので登ってみます。
数馬の切通し・大天狗神社

登った先にあったのは大天狗神社でした。
特に案内も無かったので、どんな神社なのかは不明でした。
この辺りに天狗に関係する伝承でもあるのかも知れません。
数馬の切通し・大天狗神社

再び切通しの手前へ。
切通しの左側は沢があるので崖なのですが、室町時代時代には切通しのあった岩を回り込むように道路があったようです。
切通しの左側を少し歩いてみましたが、通れるような状態では無く、ど辺りが室町時代の道路だったのか不明でした。
数馬の切通し・大天狗神社

この先は行き止まりでした。
ここが室町時代の道路でしょうか?
数馬の切通し・室町時代の道?

通行を断念した所を沢の反対側から見た所。
通行できませんでしたが、外から見ると石垣で補強されてました。 やはり、ここが道路だった場所でしょうか? それとも、もっと下の沢沿いでしょうか? 素人には判断できません....。
数馬の切通し・室町時代の道

帰りは遊歩道を歩き、どこが本当の入り口だったのか確認します。
整備された遊歩道を少し歩くと舗装道路に...。
でも、切通しへの遊歩道である事を伝える案内はありません....。
数馬の切通し・遊歩道の先

舗装道路の坂道を下るとバイクを止めた白丸町営駐車場へ...。
ここにも道案内は無く...。
マイナースポットとは言え、も少し案内があっても良いような気が...。
それに、最初に見た地図ともだいぶ違うような気が...。
数馬の切通し・白丸町営駐車場

いろいろありましたが、思いのほか楽しめました...。


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