東京都 亀戸香取神社2022年03月20日

香取神社は関東を中心に経津主神(フツヌシ)を祀る神社です。
経津主神は東方の征圧に尽力した神様で、武将の祖とも言える神様です。
亀戸は、元々「亀島」と呼ばれた亀の形をした島でした。 665年、藤原鎌足がこの島に香取大神を勧請して太刀を納めたのが亀戸香取神社の始まりと伝わります。
亀戸香取神社は、平将門の乱を鎮圧した俵藤太(藤原秀郷)が戦勝を祈願した神社で、その御礼として弓矢を奉納しました。 その為、源頼朝、徳川家康などの武将や、塚原卜伝、千葉周作などの剣豪からも崇敬された神社です。 現在ではスポーツの神様として親しまれています。

駅前の案内では、亀戸天神社よりも、香取神社の方が目立つ感じでした。
なので、亀戸天神社の帰りに立ち寄ってみる事にしました。
思ったよりもこぢんまりした神社でした。 亀戸天神社と比べると参拝者も少なかったです。
亀戸香取神社・鳥居

お手洗いの所にあったオブジェ。
俵藤太(藤原秀郷)が奉納した弓矢は「勝矢」命名され、それを由来とする「勝矢祭」が現在でも執り行なわれています。 多分、「勝矢」をイメージした物だと思います。
亀戸香取神社

神楽殿
築年代などの詳しい情報は不明ですが、亀戸香取神社も東京大空襲で焼失しているので、現在の建物は戦後に再建された物だと思います。
亀戸香取神社・神楽殿

手水舎
龍の像から水が出る、比較的、良く見る感じの手水舎です。
亀戸香取神社・手水舎

亀戸大根之碑
文久年間(1861年~1864年)から明治時までの間、亀戸香取神社の周辺では大根の栽培が盛んになります。 この碑のように短く先がとがった特徴的な大根だったようで「亀戸大根」と呼ばれていました。 残念ながら、現在では住宅化が進み、亀戸大根の栽培は廃れてしまいました。
思わず撫でたくなるインパクトのある碑です。 大根と言うより、水滴のような感じです。
亀戸香取神社・亀戸大根之碑

末社
たくさんの末社が並びます。
亀戸香取神社・末社

亀戸香取神社・末社

社殿
戦後、1948年に空襲で焼けた社殿を再建してます。
現在の社殿は 1988年に再建された物で、多分、鉄筋コンクリート製でしょう。
全体的に、建物は新しい感じがします。
亀戸香取神社・社殿

勝石
触ると勝運を授かると言う勝石。
上に置かれている白い物は、藤原鎌足が奉納した太刀を模したオブジェ。
亀戸香取神社・勝石

大黒様と恵比寿様の水かけ像。
自分の痛い所を洗い清めて健康を祈願します。
亀戸香取神社・水かけ像

自分の中で、「こち亀」の亀有と亀戸が混在してました...。
地図で見ると以外と距離も離れており、今度は両津像でも見に亀有に行ってみよう。


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