北海道 根室車石など2024年07月14日

根室訪問の第1の目的、日本 100名城 根室チャシ群の見学が終わったので、寄り道しながら釧路に戻る事にします。

花咲岬駐車場
花咲岬には天然記念物に指定されている根室車石があるので、それを見学する事にしました。 ここは、花咲岬の観光駐車場です。 広さも十分なので駐車スペースに困る事は無いと思います。
花咲岬駐車場

駐車場から花咲岬への遊歩道を進みます。
歩いていて気持ちの良い遊歩道です。
沖に見える、真っ平な島はユルリ島、モユルリ島だと思います。
また、赤と白の花咲灯台も見えます。
花咲岬の遊歩道

花咲灯台
初点灯が 1890年の古い灯台です。 1951年に現在のコンクリート製に改築されました。
赤と白のこの配色は珍しいかも知れません。
「日本の灯台50選」にも選ばれている、美しい灯台です。
先ほど見た納沙布岬灯台もそうですが、この辺りの灯台は背が低いですね...。崖の上にあるせいでしょうか?
花咲灯台

灯台の下の部分まで来ました。
Google Map を見てなんとなく訪れた場所ですが、来てみて良かったです。
こんなに美しい場所だとは思いませんでした。
花咲岬の本当の見所はこの先です。
花咲岬

花咲岬

遊歩道は崖の下の方まで伸びており、海岸近くまで下りる事が出来ます。
この辺りの岩は、かなり特徴的です。
東尋坊の柱状節理に似ているのですが、少し違っています。
花咲岬

花咲岬

柱状節理のように真っすぐ伸びてる訳では無く、砕けていると言うか、横に伸びてる感じなのでしょうか?
花咲岬

花咲岬

ユルリ島、モユルリ島(多分)が見えます。
この付近の島は、真っ平な物が多いですね...。
何か地理的な理由があるのでしょうか? とにかく見た事が無い形状の島です。
ユルリ島、モユルリ島

ユルリ島、モユルリ島

これが天然記念物の根室車石です。
柱状節理が放射状に伸びてる感じですね...。 こういうのは初めて見ました。
詳しい事は分かりませんが、海底で溶岩が流れ出ると、表面が冷やされて最初は柱状節理のように柱状に割れ目ができるのですが、内部はまだ冷えておらず、後から送られてくる溶岩に押し出されて急速に冷却されるとこんな感じになるみたいです...。
根室車石

崖の方を見ると、さらに変わった風景が見えます。
崖の上の方は柱状節理で柱のような形をしてますが、その下の方は横倒しの丸太のような形状の岩が積み重なっています。 この横倒しの丸太のような岩を枕状溶岩と言うらしいです..。
この枕状溶岩が、時間が経つと根室車石のようになるのかな?
花咲岬・柱状節理と枕状溶岩

花咲岬・柱状節理と枕状溶岩

波が打ち付ける海岸も迫力があって良いです。
ここは来て良かったです。
花咲岬

北海道立北方四島交流センター
国内の北方領土問題の世論を高める事と、北方四島に居住するロシア国民との交流促進を目的とした施設です。 双方の交流を高める事により問題解決を目指すと言った感じでだと思います。 日本の主張を押し通す感じとは違う雰囲気を感じました。 
見学は無料で、展示資料も充実しています。
見学者は自分だけだったので、あまり知られて無い施設なのでしょうか?
北海道立北方四島交流センター

和田屯田兵村の被服庫
最後に訪問したのがここでしたが、月曜、祝日が休館日なので残念ながら見学する事は出来ませんでした。 今回は建物の外観にみの見学です。
ここは、和田屯田兵が入地する前年の 1885年に建てられた被服庫です。
建物は最初、大隊本部にあったがその後、和田小学校の屋内運動場に移転、 1968年に現在の場所に移築されました。
和田屯田兵村の被服庫

まだ 15時前ですが、ここから釧路に戻るのに時間がかかるので、そろそろお開きにします。
途中、道の駅「スワン44ねむろ」で北海道土産を買って釧路のホテルに戻りました。

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