山梨県 上日川ダム ― 2024年09月21日
今回の旅は山梨の公式ダムカードを全て集めて山梨6ダム総合カードを入手する事です。
既に深城ダムのダムカードは入手済なので、今回は山梨県が管理する残り 5ヶ所と、東京電力ホールディングスが管理する 1ヶ所のダムカートを集めます。
最初は上日川ダムです。 なお、上日川ダムは山梨6ダム総合カードの対象ではありません。
上日川ダム駐車場
冬季は閉鎖されているので見学する事が出来ません。
ダムには見学者用の駐車場があるので、バイクはそこに停めました。
他に見学者は無く、ちょっと寂しい感じの場所です。
上日川ダムは 1993年に着工し、 1997年に完成したロックフィルダムです。
葛野川発電所は、相模川水系と富士川水系の異なる水系を利用した揚水式発電所で、富士川水系の上日川ダムは上部ダムで、相模川水系の葛野川ダムは下部ダムになります。
葛野川ダムとの有効落差は 714m あり、これは世界最大の有効落差らしい。
ちなみに、葛野川ダムは先に訪問した深城ダムの上流にありますが、公式ダムカードは配布していないようです。 また、ダムへの道路も閉鎖されているので、見学できるのか不明です..。
ダム上部は舗装されておらず、砂利道のような状態でした。 以外とこれは珍しいかも知れません。
堤体のロック材は職人がクレーンを使って積み上げて行ったらしいです。
提高 87m、提頂長 494m あります。 標高 1486m は日本で 3番目に高い場所にあるダムです。
総貯水量は 1,147万㎥。
ダム湖の名称は大菩薩湖です。
近くの大菩薩嶺にちなんで名付けられたのでしょう。
湖畔に出られる道は無さそうですね...。
来る途中にあったロックフィルダムの下に出る道も、ゲートが閉ざされていました。
企業が管理しているダムのせいなのか、あまり観光地化する気は無さそうですね..。
ここから富士山が良く見えます。
雲がすこし被っていて残念。
ダムの奥の方に非常用洪水吐が見えてきました。
近くに行ってみましょう。
非常用洪水吐
自然調節方式の非常用洪水吐のようです。
一定の水位を超えると自然と下流に流れ出る仕組です。
下流側は高い壁に囲まれた水路が連なっていてカッコ良いです。 下の方がカーブしているのは水の勢いを抑えるのが目的なのだと思います。
取水口
葛野川ダムの方に水を流して発電する為の取水口です。
ここで取水された水は、4.7km 先の地下にある葛野川発電所で 714mの落差を利用して発電に使用されます。
こちらも取水口のように思えるのですが、詳細は不明です。
管理棟の方まで戻ってきました。
上日川ダムのダムカードはここでは貰えません。
ダムカートはここから離れた「道の駅 甲斐大和」で配布しています。
ただ、ダムに行った証拠としてダムの写真を見せる必要があります。
これも、何なのか不明です。
ただ、ここから数キロ先の発電所まで地下水路が繋がっている事を考えると、そのメンテナンス用のトンネルなのかも知れませんね..。
道の駅 甲斐大和
最後にここのレジでダムカードをもらいました。
さて、次のダムカードを貰いに行きましょう。
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