千葉県 亀山ダム ― 2024年12月06日
亀山ダムは千葉県君津市にある重力式コンクリートダムで千葉県が管理しています。
本体着工は 1971年で完成が 1980年なので、少し古めのダムです。
亀山ダムの隣にある市立亀山会館の駐車場にバイクを停めましたが、ここの駐車場は非常に混雑していました。 道路を挟んだ反対側にも駐車場があるので、混雑している場合はそちらに停めた方が良いかも知れません。
アースフィルダムが続いたので、久々の重力式コンクリートダムです。
亀山ダムは千葉県で最初の多目的ダムです。 主な利用目的は洪水調節、流水の機能維持、水道用水の確保などです。 ダム名の「亀山」は、昔、この付近にあった亀山村を由来とします。
亀山村は 1954年に久留里町、松丘村と合併して上総町となりました。 亀山村はダム建設前には廃止されており、亀山村が消えたのはダム建設とは直接関係無さそうです。
亀山ダムの堤高は 34.5m、堤頂長は 156m です。
ゲートはクレストラジアルゲートが 4門あります。
クレストゲートはダムの堤頂部に取り付けるゲートで、多くの場合は非常用洪水吐として使用されるようです。 ダムの下の方に２つ放流管があるようで、そちらが常用洪水吐で、クレストラジアルゲートは多分、非常用洪水吐だと思います。
ダム湖側から見ると、４つのクレストゲートの奥に、青い冊のような物と建物が見えます。
多分、あそこが取水口で、普段はあそこから取り込んだ水を放流管を使って小櫃川に放流しているのだと思います。
亀山ダムによって作られた亀山湖です。 総貯水量は 1475万㎥ です。
亀山湖は観光にも力を入れており、ダム湖の周辺には遊歩道や公園、キャンプ場などがあります。
貸ボートがあり、釣りもできるみたいですね..。
亀山湖は結構複雑な形をしており、このダムの上流には次に行く片倉ダムがあります。
では、すぐ近くの片倉ダムに向かいましょう。
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