京都府 圓光寺2026年01月10日

圓光寺の始まりは 1601年に徳川家康が足利学校の三要元佶を招いて伏見に設立した圓光寺と言う学校でした。 僧俗を問わずに入学できる開かれた学校だったようです。
その後、相国寺山内に移り、1667年に現在の場所に移りました。

正門
曼殊院門跡から徒歩で 15分はかからないくらいで正門に到着しました。
参拝者専用の駐車場もあるので車での訪問も可能ですが、周辺は住宅地で道幅が狭く、大きめの車だと注意が必要かも知れません。 正門を通ると右側に受付があります。
圓光寺・正門

休日でもごった返すような事はありませんでしたが、参拝者はそれなりに多かったです。
ただ、真冬の京都は元々は人は少ない方だと思うので、桜や紅葉シーズだとだいぶ様子が違うかも知れません。 静かに拝観するにはこのくらいの時期が良いのかも知れません。
圓光寺

十一面観音像の前に植えられているのは河津桜のようです。
今は葉っぱすらありませんが、春になると全然違う写真になると思います。
ここは高台なので眺めも良いです。
圓光寺

圓光寺・十一面観音像

奔龍庭
美しい白砂の石庭です。 雲海に見立てた白砂の中を龍が奔る所を表現しているようです。
そう言われると、渦巻きを型どる瓦が龍の背中のように見えてきますね...。
切り立った石柱は龍の周辺で光る稲妻を表しています。
石庭は静かな場面を表現している場合が多いように思いますが、ここの石庭はたしかに躍動感を感じます。 他ではあまり見た事が無い石庭です。
圓光寺・奔龍庭

圓光寺・奔龍庭

圓光寺・奔龍庭

本堂
場所的にここが本堂だと思うのですが、本堂と言うよりも庫裡のような外観です。
横に回ると格式の高さを表す唐破風の玄関があり、外から美しい屏風が見えます。
圓光寺・本堂

圓光寺・本堂

圓光寺・本堂

圓光寺・本堂

瑞雲閣
圓光寺の宝物が展示されています。
圓光寺は家康から木活字を下賜され、漢籍の出版を行っており、それらの書物は「伏見版」と呼ばれていました。 その時の木活字五万個が残されており、日本最古の木活字として重要文化財に指定されています。
圓光寺・瑞雲閣

水琴窟
書院の入り口には水琴窟があります。
竹筒から美しい音色が聞こえてきます。
普段、あまり耳にしない綺麗は響きの音色なので心に染みます。
圓光寺・水琴窟

圓光寺・水琴窟

書院
書院の中も見学できます。 落ち着きますね....。 
天気が良いので縁側から十牛之庭を眺めていると、真冬でもポカポカしてます。
実は、ここには 15年以上前に一度訪問をしています。
一乗寺の方は京都駅から少し離れているので、なかなか来る機会が無かったです...。
圓光寺・書院

圓光寺・書院

圓光寺・書院

十牛之庭
書院の正面にあるのが十牛之庭です。
紅葉シーズンがベストなのかも知れませんが、多分、混雑していてこんなにのんびり眺める事は出来ないと思いますが...。
変わった名前の庭園ですが、「十牛図」を題材にした回遊式の庭園です。
十牛図は、中国の禅僧が悟りを開くまでの道のりを10段階の過程で絵描いた絵で、真の姿が牛で表現されています。 しかし、「十牛図」を庭園で表現して人に伝えるのは難易度が高いような気が..。
圓光寺・十牛之庭

圓光寺・十牛之庭

蟠龍窟
座禅道場のようです。
圓光寺は明治以降、日本で唯一の尼僧専門道場だったようで、今でも日曜早朝に座禅体験が行われています。 多分、座禅体験はここで行われているのでしょう。
圓光寺・蟠龍窟

応挙竹林
この竹林を訪れた円山応挙が、ここをモチーフに数年後に「雨竹風竹図」を描いたとされています。
あの有名な絵はここの風景だったのですね...。 今、歩いている竹林を円山応挙が眺めていたと思うと不思議な感じがします。
「雨竹風竹図」は今でも圓光寺が所有しています。
作品とモチーフの所有者が同じな所も良いですね...。
圓光寺・竹林

鐘楼の奥に行くと墓地があり、その辺りに東照宮と徳川家康の墓があります。
ただ、普通の墓所と勘違いして引き返してしまいました...。
鐘楼


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