小石川植物園2011年12月04日

正式名称は、東京大学大学院理学系研究科付属植物園。
1684年に徳川綱吉の白山御殿の跡地に作った「小石川薬園」が始まりと言える。 また、この薬園には徳川吉宗の時代に小石川養生所が設置された事でも有名。
小石川植物園

園内はかなり広く、また、紅葉シーズンは非常に美しい景観になり、多くの人が訪れます。 庭園とは違った、少し自然に近い雰囲気を感じます。
小石川植物園

小石川植物園

温室
園内には温室もあり、絶滅危惧種や食虫植物など、変わった植物も栽培されている。
小石川植物園・温室

小石川植物園・温室

小石川植物園・温室

ニュートンのリンゴの木
ニュートンが、落下するリンゴを見て万有引力の法則を発見した逸話は有名。 この木は、ニュートンの生家にあった木を接木して育てた物。
小石川植物園・ニュートンのリンゴの木

メンデルの葡萄
ニュートンのリンゴの木の横には、遺伝学の基礎を築いたメンデルが研究に使用した葡萄の分株もあります。 時期が悪く、説明がなければ、枯れかけの木にしか見えません。
小石川植物園・メンデルの葡萄

柴田記念館
敷地内でもっとも古い建物。 柴田桂太教授が学士院恩賜賞の賞金を寄付して大正8年に建てられた物。 柴田桂太教授の遺品などが展示されています。
小石川植物園・柴田記念館

日本庭園
園内にはきちんと手入れされた日本庭園も存在します。  この日本庭園は、徳川綱吉の白山御殿の庭園に由来するらしいです。
小石川植物園・日本庭園

旧東京医学校本館
東京大学の前身である、東京医学校の本館。 明治8年に着工し、翌9年に完成した建物。 ただし、現在の形になったのは明治44年の規模縮小に伴う改修工事によるもの。 当初は屋根中央に時計台がありました。
総合研究博物館小石川分館として一般公開されています。
小石川植物園・旧東京医学校本館

旧養生所の井戸
40名(後に170名)を収容したと言われる、養生所の建物は残っていませんが、使用されていた井戸が敷地内に残っています。
この井戸の水は、関東大震災の時には飲料水として使用されました。
小石川植物園・旧養生所の井戸

薬園保存園
昭和54年に作られた薬園保存園。 代表的な薬用植物約100種が栽培されています。
小石川植物園・薬園保存園

日が暮れてきた帰り道、月が出てきました。
小石川植物園・紅葉

小石川植物園・紅葉と月