長野県 松代周辺(1) ― 2013年05月04日
長野県長野市松代町には真田氏や佐久間象山など、歴史に関する物が多いのでで散策してみます。 バイクを松代代官町駐車場に停めて徒歩で回ります。
山寺常山邸
山寺常山は鎌原桐山、佐久間象山とともに松代の三山と称えられる、江戸時代後期~明治時代の人物だそうですが、正直、初めて知りました。
寺社奉行や郡奉行を務めた人物で、晩年は塾を開いて教育に力を入れていたそうです。
松代象山地下壕
ここが一番行ってみたかった所です。
ここは第2次大戦末期に大本営を移す為に作られた地下壕です。 完成度は75%、総延長10kmにもおよぶ大きな地下壕で、平成元年から一部を公開しています。
見学できるのは赤い線の部分。 地下壕の巨大さが解ります。
竹山随護稲荷神社
真田信親が江戸の屋敷内に鎮守として祀られてました。
1703 年に海津城内へ遷座、さらに 1723 年に恵明寺に遷座します。
本殿が現在の位置に移ったのは明治中頃になります。 引っ越しの多い神社です。
象山神社
佐久間象山を祀っている神社で、昭和13年に創建されました。
佐久間象山は幕末期に多くの人物に影響を与えた人物でした。 1864年、54歳の時に尊攘派によって暗殺されました。
高義亭
松代藩家老望月主水の下屋敷にあった建物で、現在は象山神社に移築・保存されています。 佐久間象山は吉田松陰の密航事件に連座して国元蟄居を命ぜられました。 その時、望月氏の下屋敷に住んでおり、この建物の2階で来客に対応していたそうです。
佐久間象山邸宅跡
屋敷の面積は877.8 平方メートルだったそうで、学問所や剣術道場などもあったようです。 佐久間象山が暗殺された事により佐久間家は断絶となり、屋敷は藩に取り上げられ、住宅は取り壊されました。 現在は象山神社の端に石碑が立っているのみです。
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