銭洗弁財天~佐助稲荷(鎌倉)2013年06月22日

1185 年、源頼朝は「北西の谷に湧き出す霊水を供養せよ」とのお告げともいえる夢を見ました。 その地に本当に湧き水があったので宇賀神社を祀ったのが創建の由来になります。
銭洗弁財天・入口

この洞窟みたいな穴の先にあります。 この穴は第2次世界大戦の頃までは無かったとの事なので、できたのは戦後になってからだと思われます。
銭洗弁財天・入口

銭洗弁財天・入口

下之水神宮
内部には、このような小さな神宮がいくつかあります。 アジサイに囲まれてすごく綺麗です。
銭洗弁財天・下之水神宮

狛犬もアジサイに囲まれてます。 この季節の鎌倉もなかなか良いです。
銭洗弁財天・狛犬

メインは、やはりここです。 ここでお金を洗うと何倍にもなって帰ってくると言われてます。 小銭を洗う子供を横目に、万札を洗います。
銭洗弁財天

お金を洗うようになったのは、1257 年のころ、北条時頼がここでお金を洗ったのが始まりとされています。 当時の人々も同じようにお金を洗い、北条家の繁栄にあやかろうとしたのかも知れません。
銭洗弁財天

銭洗弁財天

反対側にある通り道。 たぶん、本来の入口はこっちだったと思います。
現在は正面の隧道から参拝するので、ここを通る人は少ないです。
銭洗弁財天・本来の入口

では、近くの佐助稲荷へ向かいましょう。

出世の御利益があると言われる佐助稲荷です。 
伊豆に流されていた源頼朝は、夢のお告げにより挙兵して出世します。
当時「右兵衛権佐」の役職だった頼朝を助けた事から「佐助」となったそうです。 頼朝は、よく夢をみますね...。
佐助稲荷

伏見稲荷を思い起こさせる、この鳥居の並びはインパクトがあります。
銭洗弁財天と比べたら訪れる人は少ないようです。 パワースポットと言った感じです。
佐助稲荷・鳥居

佐助稲荷・鳥居

最初、「猿飛佐助」の「佐助」かと思いましたが、よく考えると一般的には架空の人物とされているので、無関係でしょう...。
佐助稲荷

鳥居に囲まれた参道を登り切った先はそれほど広くはありませんが、いくつかの神宮が建てられています。
佐助稲荷

佐助稲荷

裏山に登ってみたら、「大仏ハイキングコース」と書かれている道しるべがありました。 ちょっと歩いてみたくなりましたが、今回はパスしておきましょう。


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