京都府 八坂庚申堂2020年11月22日

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は京都府京都市東山区にある、お手玉のようなお守りが沢山奉納されている事で知られているお寺です。
960 年に浄蔵によって創建され、日本最初の庚申信仰を広めた場所で、日本最古の庚申堂です。 「庚申」は干支の「かのえさる」の事で、奉納されている球体は良く見ると頭の小さい「さるぼぼ」を丸めたような猿の人形でした。

場所は八坂の塔のすぐ近くです。
ここは撮影スポットとして人気が高く、日中は混雑するので早朝に訪問する事にします。
朝8時頃に到着しましたが、実は開門時間は朝9時でした...。
八坂の塔

山門
9時まで待つのか、他の散策を優先するのか迷っていると、なんと 8:20 頃に開門。
開門前に訪問した人は意外と多く、人気の高さが窺い知れます。
とにかく助かりました。 お参りを済ませて境内を散策する事にします。
八坂庚申堂・山門

本堂
実は、一昨日も訪問したのですが、混雑しすぎて本堂の撮影は諦めました。
さすがにこの時間だと人も少ないです。
現在の御堂は 1679年に再建された建物のようです。 本尊は青面金剛で、庚申信仰の中で独自に発展した道教由来の尊像のようです。 この大量の玉が猿の人形を丸めた「くくり猿」です。 想像以上の数でカラフルです。

八坂庚申堂・本堂

八坂庚申堂・本堂

賓頭盧尊者像
こちらも「くくり猿」がびっしりです。 「くくり猿」を奉納するようになったのはいつ頃からなのでしょうか...。 賓頭盧さんも、この光景が想像できたでしょうか?
賓頭盧は釈迦の弟子の一人で、結構、多くの寺院に撫でられるように安置されています。
八坂庚申堂・賓頭盧尊者像

八坂庚申堂・賓頭盧尊者像

八坂庚申堂・賓頭盧尊者像

ちいさなお寺なので、散策に時間はかかりません。
でも日中は非常に混雑するので、ここに来るらな早朝が良いかと思います。
八坂庚申堂

一昨日の様子。 人が少なくなったタイミングで撮影しましたが、これが限界。
「くくり猿」の前には常に人がいて、写真どころでは無かったです...。
初めて来ましたが、印象的な場所でした。 人気があるのも理解でいます。
八坂庚申堂・賓頭盧尊者像


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