東京都 小石川後楽園2022年01月09日

久々に東京で雪が降りました。 雪が降ってから数日経過してますが、雪が残っているかも知れないので小石川後楽園に行ってみました。
ここに来たのは8年ぶりで、結構、長い事きてませんでした。 時の経つのは早いものです。
ここは、水戸徳川家の江戸上屋敷だった場所で、水戸光圀もこの庭園を楽しんだのかも知れません。 幕末後に屋敷は新政府に接収されて軍需工場になりますが、庭園は現在にまで残ります。

数日後にはコロナ拡大による休園なので、駆け込み需要と言った所です。
雪が降ってから数日経過していたのであまり期待してませんでしたが、思ったよりも雪が残ってました。 東京の雪景色は珍しいので、着て良かったです。
小石川後楽園

まったく陽が入らない訳ではありませんが、結構、雪が残っています。
気温も関係していると思いますが、土や芝生の上は雪が解けにくいのかも知れません。
雪が降る中を歩いてみたいですが、休日と重なるのはマレなので難しいです。
小石川後楽園

小石川後楽園

唐門
知らない内に、こんな立派な唐門が出来てました。 どうやら、2019年から復元工事が行われていたようで、2020年から一般公開されているようです。 前回来た時にはありませんでした。
先代の唐門は 1945年の空襲で焼失していたようです。
上屋敷があった頃は内庭と後楽園に区切られており、ここから後楽園に入っていたようです。 どうやらここが正式な入り口だったようです。
小石川後楽園・唐門

小石川後楽園・唐門

小石川後楽園・唐門

内庭
池がいい感じに凍ってました。
この辺りが上屋敷の内庭だった場所。 小さ目の池を中心に配した庭園になっています。
唐門の公開と同時に東門が出来た為、こちらから入った方が当時の雰囲気が出ているのかも知れません。
小石川後楽園・内庭

小石川後楽園・内庭

小石川後楽園・内庭

池が凍っているので、ハクセキレイが池の上を歩いてました。
氷が割れて落ちる事なんて、気にしない感じでした。
体が小さいのに肝が据わっていて、人が近くにいてもビビりません。
小石川後楽園・内庭の鳥

大泉水
さすがにこのサイズの池は凍ってません。
水鳥が悠々と泳いでました。
ここは野鳥の観察スポットとしても有名なようで、この日も望遠レンズで被写体を狙っている人が池の周辺に多数着てましてました。
小石川後楽園・大泉水

小石川後楽園

稲田
切り株が雪から突き出ていました。 田舎の風景みたいです。
光圀が跡継ぎの妻に農民の苦労を教える為に作ったと伝わる稲田。
今では地元の小学生の校外学習として田植えが行われてましたが、コロナの影響でここ2年は職員のみで行われていたようです。 今年もどうなることやら...。
小石川後楽園・稲田

小石川後楽園・稲田

九八屋
もう少し雪が残っていた方が雰囲気が出たのですが、少し残念です。
この建物は江戸時代の酒亭を復元した物です。
名前の由来は、「酒を飲むに昼は九分、夜は八分にすべし」の教訓からです。 要は、「好きな事でもほどほどに」と言った所でしょうか?
小石川後楽園・九八屋

雪があると、だいぶ雰囲気が変わりますね。
今年も、あと1回くらいは雪が降るチャンスがあると良いのですが、都会は雪に弱いのが難点。
小石川後楽園