神奈川県 大仏ハイキングコース~大仏切通し2022年06月12日

葛原岡ハイキングコース散策の続きです。
葛原岡神社から銭洗弁財天、佐助稲荷を経由して大仏ハイキングコースに入ります。
葛原岡ハイキングコースから大仏ハイキングコースに入る場合、銭洗弁財天に行くとハイキングコースの入り口を通り過ぎます。 今回は大仏ハイキングコースに途中から入ります。

銭洗弁財天
弁財天入り口のトンネルを通って境内に入ります。
ここは有名な神社なので参拝者も多いです。
境内は、9年前に来た時とあまり変わって無いようでした。
ちょっと人が多かったので、軽く参拝して先に進む事にします。
銭洗弁財天

この洞窟みたいな場所に小銭を洗う場所があります。
銭洗弁財天は、頼朝が宇賀福神を夢のお告げで見た事により、1185年に創建されたとされる神社です。 北条時頼がここの水で金銭を洗い清めたのが銭洗いの始まりとか...。
蛇の体を持つ宇賀神と美しい姿の弁財天が、どういう経緯で習合したのか想像がつかないですが、宇賀神と弁財天は習合して弁財天として信仰されていきます。
銭洗弁財天

銭洗弁財天

9年前にも歩いた銭洗弁財天の裏道。
ほとんど変わっていない。
常に変化を求められる現状を忘れられる世界。 時間がゆっくりしているのが良いです。
銭洗弁財天・裏口側

佐助稲荷神社
源頼朝が再建した古社との事なので、かなり古い神社です。
小さな狐のお供えは、9年前に訪問した時にもあったのですが、これほどの数は無かったように思えます。 兎に角、小さな狐で溢れてました。
昔、ここの裏山から大仏ハイキングコースに出られた事を覚えていたので、ここからハイキングコースに入る予定だったのですが、何故かルートが見つかりませんでした。
遠回りになりますが、仕方がないので新佐助隧道の方からハイキングコースに入る事にします。
佐助稲荷神社

佐助稲荷神社

かなり余計な距離を歩きましたが、新佐助隧道の方から大仏ハイキングコースに入る事ができました。 方向が把握できなかったので、少しルートをウロウロする事に..。
大仏ハイキングコース

前日の雨で、ルートはかなりぬかるんでいました。
所々でぬかるみが酷く、道の端を何とか歩いて先に進みます。
ちゃんとした靴を履いて無いと歩くのが困難な状況でした。
比較的単調なルートなのですが、一度ルートを外れてレストランの中に入ってしまう事も...。 他にも道を間違えて引き返してる人がいたので、もうちょっとルート案内をして欲しい...。
大仏ハイキングコース

大仏切通し
そんなこんなで、ようやく大仏切通しに到着。 名越切通しに続く鎌倉切通し訪問です。
大仏ハイキングコースはトレイルランナーが多かったのですが、こちら側に来る人は私だけでした。
かなり静かな場所です。
大仏切通し

大仏切通しは鎌倉七口の一つで、現在の鎌倉市長谷と常盤・深沢地域を結ぶ切通しです。
正確な開削時期は不明ですが、他の切通しの整備時期との関係から 1241 ~ 1250年頃と考えられています。 この狭い道を攻めるのは、かなりリスクがあります。
江戸時代に別の経路に変更された事により、この切通しは当時の姿が良く残っているようです。
大仏切通し

結構、良い所なのですが、蚊がすごい...。
大仏切通し

切通しから少し外れた所に「火の見下やぐら」があります。
特に説明が無かったので、どんな経緯で作られたやぐらなのかは不明です。
大仏切通し・火の見下やぐら

県道に出た時には靴はドロだらけ...。
雨が降った後は来ない方が良いですね...。

高徳院
県道32号を歩いて鎌倉大仏がある高徳院に到着。
ここは、さすがに観光客が多いです。
鎌倉大仏にも大仏殿がありましたが、台風や地震で倒壊し、それ以降再建される事はありませんでした。 長らく野ざらしだった訳ですが、損壊せずに現存しています。 痛みを和らげる為にも御堂を建ててあげたい所ですが、これだけビッグサイズだと簡単な話では無いのでしょう...。
この大仏、有名な割には判って無い事が多く、今後も研究が進む事を願いましょう。
高徳院・鎌倉大仏

高徳院・鎌倉大仏


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