栃木県 寺山ダム2025年04月27日

寺山ダムは栃木県矢板市にある栃木県が管理するセンターコア型ロックフィルダムです。
本体着工は 1980年、完成が 1985年です。 古いと言う程ではありませんが、寺山ダムは栃木県が実施した初めてのロックフィルダムです。
ダムの主な利用目的は、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水です。
ただ、栃木県が考案したダム ESCO事業による寺山発電所があり、ダムから放流した水を利用して 190kw の発電を行っています。

寺山ダム公園
西荒川ダム、東荒川ダムと、連続してダムに近づく事が出来ませんでしたが、今度の寺山ダムはダムカードを配布しているくらいなので大丈夫そうでうす。
東荒川ダムから寺山ダムに移動する途中、寺山ダム公園があったのでそこから寺山ダムを見てみる事にします。
寺山ダム公園

寺山ダムの貯水湖に特に名称は無さそうです。
総貯水容量は 256万㎥ で、80年に一度の大雨にも耐えられるように設計されているとの事。
ダムの貯水量は時期によって変わりますが、梅雨に備えて 6月中旬頃が一番水位が低いようです。 この時期はわりと標準的な水位なのかも知れないです。
奥の方にダムの堤体が見えます。
寺山ダム

望遠で管理所付近を眺めます。
黒っぽい建物からインクラインが伸びているので恐らく艇庫でしょう。
その奥に見える白い建物が管理所です。
インクラインの手前に浮島のような物が見えますが、あれが水質を維持する為の浮体式の散気管式循環装置のようです。 寺山ダムにはもう一つ湖底式の循環装置があるようです。
寺山ダム・艇庫

寺山ダムの堤高は 62.2m、堤頂長は 260m です。
ロックフィルダムのコア材は、ダム上流で採取した風化流紋岩とローム材を混合した物を使用し、ロック材、フィルター材はダム下流の安山岩を使用しているとの事。
湖岸の方までロック材が敷かれているので、堤体がカーブしているように見えますが、一直線のダムです。
寺山ダム

寺山ダム

寺山ダム

艇庫
非常用洪水吐の高さ付近まで水位がありそうです。
多分、台風が来る夏になると、水位がもっと下がっていると思います。
最も、最近の猛暑では勝手にダムの水位が下がってる事の方が多いのかも知れませんが..。
寺山ダム・艇庫

ちょうど階段の先に見える小さな島のような場所が散気管式循環装置です。 湖面が泡立っている感じが無いので、今は動いて無さそうです。
寺山ダム

非常用洪水吐
左の建物が艇庫、右の白い建物が先ほどダムカードを貰った管理所です。
手前のカーブしているコンクリート壁が自然越流式の非常用洪水吐です。
そう言えば、自然越流式の非常用洪水吐に水が流れている所は一度も見た事がありません。
大雨の中か、その後に来れば見れるのかも知れませんが、ここを水が流れるほど水位が上がった時は危なくて来れないでしょうね...。
寺山ダム

寺山ダム・非常用洪水吐

寺山ダム・非常用洪水吐

非常用洪水吐の下流側を見ると、小さな建物が見えます。
多分、あの建物が寺山発電所だと思います。
寺山ダムには放流用にジェットフローゲートが 2門あり、その水を利用して発電しています。
2013年に後付けした発電所です。 恐らく、発電所用に建てた建物では無く、元からあったバルブ室に発電用の部品を運んで設置した発電施設だと思います。
このような拡張が他のダムにも進むと良いですね..。
寺山ダム

寺山ダム

ダムの下流側の様子。
ロックフィルダムの特徴でもある、大きな石が緩やかな斜面に敷き詰められています。
寺山ダム

寺山ダム

寺山ダム

管理所で東荒川ダムのダムカードと、寺山ダムのダムカード、寺山ダムの40周年記念ダムカードを貰いました。 管理所にダムカードを貰いに来る人が多かったのですが、担当の方の対応が良くて助かりました。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hiros-info.asablo.jp/blog/2025/04/27/9793502/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。