長野県 北山ダム ― 2025年07月19日
北山ダムは長野県東筑摩郡麻績村にある長野県が管理する重力式コンクリートダムです。
主な利用目的は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水です。
この辺りは降水量が少なく水不足になる事が多く、逆に大雨が降れば洪水を引き起こす土地柄だった事から多目的ダムの建設が計画されました。
本体着工は 1995年で完成は 2000年です。
長野県知事だった田中康夫氏が「脱ダム宣言」を発表したのは翌年の 2001年なので、北山ダムは影響を受けなかったようです。
北山ダムへはかなり細い山道を走る事になります。
車とすれ違うのはバイクでも大変そうな道幅ですが、運よく車とすれ違う事はありませんでした。 管理所近くに数台が停められる程度の駐車スペースしか無いですが、こんな山奥まで来る人は、ダムカードを貰いたい人以外はいないでしょう...。
管理所
人が居る感じはしませんでした。
ダムカードはここでは配布しておらず、ここで管理所の写真を撮ってこの後、聖高原観光案内センターで貰いました。 ただ、ここから聖高原観光案内センターへの道も幅が狭く、大きめの車だと通るのが大変かも知れません。
堤頂長は 109m なので、それほど大きなダムではありません。
自分以外、誰もいないのですごく静かです。
水門付きのクレストゲートは無さそうなので、堤体上部はすっきりしている印象です。
かたくりの湖
ダム湖はかなり小さく感じました。 実際、総貯水容量は 21.26万㎥ 程度です。
奥に見えるのは大沢砂防ダムのようです。 ダムカードには「水没している」と記載されているので、もしかすると砂防ダムは満水近くなると水没するのかも知れません。
砂防ダムの高さは 18m で、北山ダムを建設する前からありました。
実際、砂防ダムの方は水没させた場合の安定性を検討し、対策工法を実施しているとの事。
砂防ダムはダム湖の中間辺りにあるので、実際にはこの倍くらいの広さはあります。
堤高は 43m なので、高さはそれなりにあります。
この大きさなら、ダム湖がもう少し大きくても良さそうに感じます。
降水量が少ないとの事なので、その事が影響しているのかも知れません。
ダムカードにはジェットフローゲート 2門とだけ書かれてますが、常用洪水吐はオリフィスゲートのようです。
ダムの下の方を見ると左側の建物から水が流れ出ているように見えるので、あそこがジェットフローゲートなのだと思います。
オリフィスゲート付近のダム湖側の様子です。
下の方を見ると水色のゲートのような物が見えます。 ただ、北山ダムには自然調節式のゲートしか無いとの事なのでローラーゲートのような物では無さそうです。
また、この角度からだとはっきり見えませんが、堤体の上の方には非常用洪水吐として、自然越流式のクレストゲートが 2門あるようです。
少し出っ張っている部分が取水設備のようです。
恐らく、ここで取水した水が水道用水や流水維持に使われているのだと思います。
ジェットフローゲート が放水される水はここから取水された水だと思います。
奥の管理所からインクラインがダム湖に伸びているのも見えます。 管理所の 1階は艇庫を兼ねているのかも知れません。
ダムの下流側にあった設備。
場所的にエレベーター室のように思えますが、それにしては小さすぎるように思えます...。
ただ、ダム内部には監査廊があるはずなので、そこへの入り口だとは思いますが...。
もしかしたら階段?
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