茨城県 牛久大仏2024年10月13日

牛久大仏は茨城県牛久市にあるブロンズ製の仏像で、蓮の台座を合わせると高さは 120m あり、ブロンズ製の立像としては世界最大です。
牛久大仏は浄土真宗東本願寺派本山東本願寺の公園墓地である牛久浄苑内にあり、着工は 1986年で 1993年に完成しました。 形状は、本尊の阿弥陀如来像を拡大した物とされています。

駐車場
13:00 頃到着したのでうすが、非常に混雑しており駐車場はほぼ満車状態でした。
バイク用の駐輪場は牛久大仏の券売所に近い駐車場にあります。 バイクもかなり多かったです。
前から行きたかったのですが、都合が合わず、ようやく行く事が出来ました。
牛久大仏・駐車場

高さが 120m もあれば、当然、駐車場からも良く見えます。
仏像を見るだけなら、入場料を払って中に入らなくても良いと思えるほど、駐車場からでも良く見えます..。
牛久大仏

入り口のチケット売り場には行列が出来てました...。
大仏胎内拝観は 1時間以上待つとの事なので、今回は庭園の拝観のみにしておきました。
それにしても、アジア系の外国人が多い事に驚きました。 アジア圏で有名なのでしょうか?
しばらく並んでようやく中に入れました。
牛久大仏・入り口

螺髪
螺髪(らほつ)とは、仏像の丸まった髪の毛の事です。
数はとくに決まって無いようで、仏像によって異なるようです。
この螺髪は牛久大仏と同じ物で、直径 1m、重量 200kg もあります。 牛久大仏の頭には、これと同じ物が 480個あります。
牛久大仏・螺髪

綺麗な手水です。
いつもこんな感じに花が飾られているのでしょうか?
牛久大仏・手水

牛久大仏・手水

發遣門
一般的な寺院で言えば、三門に近い建物かも知れませんが、ガラス張りの珍しい現代的な作りの門です。 門をくぐって振り返ると、門の2階に安置されている釈迦三尊が見えます。
この門の正面に牛久大仏があります。
牛久大仏・發遣門

牛久大仏・發遣門

發遣門の1階には親鸞聖人像と梵鐘があります。
親鸞は浄土真宗の宗祖です。
牛久大仏・發遣門

群生海
「群生」とは全ての生きとし生ける物の事です。
この池は現世そのものを表しているらしいです。
この時期は殺風景ですが、季節によっては周辺に綺麗な花が咲いてるようです。
春は周辺に芝桜が咲くらしく、周辺の木も桜のようなので春に来るのが良さそうです。 多分、今日以上に混雑すると思いますが...。
牛久大仏・群生海

定聚苑
四季の花が咲いてる場所です。
訪問時はコスモスとブルーサルビアが咲いてました。
この時期、コスモスの方は花摘みする事ができます。 違う季節に来てみるのも良さそうです。
牛久大仏・定聚苑

牛久大仏・定聚苑

牛久大仏・定聚苑・コスモス

牛久大仏・定聚苑・ブルーサルビア

大仏の近くに行くと別の花が咲いてました。
花は詳しく無いのですが、多分、ジニア(ヒャクニチソウ)だと思います。
牛久大仏・ジニア

牛久大仏・ジニア

牛久大仏・ジニア

本願荘厳の庭
平安~鎌倉時代に造営されていた、「浄土式庭園」と呼ばれてる様式の庭園です。
極楽浄土を表現した庭園で、池を中心に造営されています。
ここの池の鯉には餌をあげる事が出来ます。
多くの人が餌をあげてたので、鯉が凄い勢いで浅瀬に密集してました。 小さな子供はビビりそうな勢いでした...。
牛久大仏・本願荘厳の庭

牛久大仏・本願荘厳の庭

大香炉
胴回り 2m 50cm は日本最大級です。
浄土真宗では線香を寝かせるようで、その為、間口が狭い作りのようです。
でも、みなさん、線香を立ててますね..。
調べてみたら、浄土真宗の作法としては、1本の線香を香炉に入るように折って火が左になるように寝かすそうです。
牛久大仏・日本一の大香炉

牛久大仏の下まで来ました。
もの凄く大きいです。 ただ、比較する物が無いので大きさが写真では伝わりません..。
仏像の中央に鉄骨を組み、その周辺に輪切りにした仏像を積み上げていくような作り方のようで、ビル建設で使われるカーテンウォール工法のようです。 この工法のメリットは重量が軽減できる事のようです。
要は、牛久大仏は外観を仏像の形にした高層ビルみたいな感じのようです。
牛久大仏

エレベーターで 85m まで登る事ができます。
胸の部分にスリットのような場所がありますが、あそこから外が眺められるようです。
牛久大仏

ジニアが咲いてた場所か撮った写真です。
蓮の台座の下の方に小さな人影が見えると思います。
人間が豆粒のようですね..。
牛久大仏・ジニア

胎内拝観の順番待ちの様子です。
当然、中の人が外に出ないと入れない訳で、これだと待ち時間が長そうですね..。
連休では無く、普通の土日なら空いてるのかな?
次に来る時には中に入りたいですね..。
牛久大仏