石川県 大日川ダム ― 2025年08月09日
大日川ダムは石川県白山市にある重力式コンクリートダムです。
本体着工が 1952年、完成が 1968年なので結構、古いダムのようです。
主な利用目的は、洪水調節、流水の正常な機能の維持、かんがい用水、発電です。
取手川下流の扇状地は昔から農業用水の不足による対立がありました。 また、取手扇状地は洪水被害に悩まさせる地域でもありました。 それらの問題を解消する為、大日川ダムの建設が始まりました。
駐車場
大日川ダム手前のトンネルを出ると少し道幅が広がっており、数台程度は停められるようになっています。
大日川ダムの天端は県道 44号の一部であり、このまま進めば国道 416号に出られるので、普段はもう少し利用する車があるのかも知れません。
ただ、訪問時はダムの改修工事の為に大日川ダムよりも先に進む事が出来ず、ここで行き止まりになっていました。
管理所
ダムカードはここで配布しています。
インターフォンを押して、無事、ダムカードを貰う事が出来ました。
普段はこの上を車で通行できるようですが、車1台分程度の幅しかありません。
車で通る場合は対向車が気になりますね...。
ただ、ごらんの通り、ダムの改修工事の為、通行止め所か立ち入り禁止でした。
手取川ダムに続き、2連続でダムの上に行けませんでした....。 仕方が無いのでこちら側の岸からダムを見学する事にします。
工事用の詰所と思われる建物がダム湖に突き出すように建てられていました。
舞台造りのような手間のかかる構造ですが、仮設事務所を建てる場所が他に無かったのでしょうか?
大日川ダムの堤高は 59.9m、堤頂長は 238m です。
湖の名前は大日湖で総貯水容量は 2,720万㎥ です。 手取川ダムと比べると、水位もそこそこありそうです。
足場が組まれている所が取水塔で、表面取水ゲートがあります。 かんがい用水として使用する場合、水温の高い表層の水を使用する方が適しているようなので、表面取水ゲートを採用しているのかも知れません。 このダムの水は大日川第一発電所の発電にも使用されます。
エレベーター室
変わった形をしてますが、ダム内部を点検する為のエレベーター室だと思います。
多分、非常用洪水吐だと思いますが、クレストゲートが 3門見えます。
今回の工事は奥に足場が組まれている、表面取水ゲートの改修が目的のようです。
かなり年数が経過したダムなので、取水ゲートの開閉に問題が発生していたようです。
また、耐震性にも課題があるようで、それらの課題を解消するのが今回の工事の目的のようです。
減勢工の様子です。
太いパイプが森の中に伸びてますが、あれが発電用の導水管で、根本にある白い建物が発電用のバルブ室です。 少しだけ放流している場所が河川維持用の放流バルブだと思います。
放流している場所から少しダム寄りの場所に大きな穴が開いてます。 あそこがハウエルバンガーバルブだと思います。 ハウエルバンガーバルブは放水量に関わらず放水の勢いを軽減する事が出来ます。
工事中だった事は知らなかったのですが、とりあえずダムカードが貰えて良かったです。










最近のコメント