山梨県立富士湧水の里水族館 ― 2026年02月22日
「森の中の水族館。」山梨県立富士湧水の里水族館は、山梨県南都留郡忍野村にある淡水魚専門の水族館です。 忍野八海に行く途中の案内などで存在は知ってましたが、今回初めて訪問する事にしました。
2001年に、県民に魚とのふれあいの場を提供する事を目的に 2001年に開館しました。
忍野八海のすぐ側なので、合わせて訪問する人も多いかも知れません。
駐車場
駐車スペースは 100台あるようで、結構広かったです。
到着したのは 10:00 頃です。
真冬なので、もっと人が少ないかと思ったのですが、思ったよりも駐車している車が多かったです。
駐車場から道路を挟んで少し歩くと水族館の入り口が見えてきました。
名前の通り、森の中に溶け込むような、落ち着いた外観の建物です。
水族館を囲む外池では、大きなチョウザメやニジマス、ソウギョなどが飼われています。
横見水槽
先ほどの外池は水族館の中から眺める事が出来ます。
ガラスの前に畳が敷いてあり、そこに座ったり寝転んだりして眺める事が出来ます。
1m 以上あるチョウザメは迫力がありますが、大きさの割にはおとなしそうな感じでした。
ここでは 3種類のチョウザメが飼われているようで、チョウザメから高級品のキャビアが取れます。 なお、ベステルチョウザメはキャビアを取る為に人工的に造られた品種のようで、自然界には存在しないようです。
初夏になると鮎が群れで泳ぐ所が見れるようです。 どうやら、季節によって見れる魚の種類が違うみたいなので、時期を変えて訪問すると違う光景が見れるかも知れません。
二重回遊水槽
水族館の中央にある二重回遊水槽は迫力満点です。
このように展示している事を事前に知らなかったので圧倒されました。
魚が泳ぐスピードが速く、良い写真が撮れませんでしたが、大きな水槽で勢い良く泳ぐ魚の姿は一見の価値ありです。
二重回遊水槽は、その名の通り、ドーナツ状の二重構造になっています。
大小、色々な種類の魚を同じ水槽で飼育して大丈夫なのかと思っていたら、水槽を二重にしていたのですね...。 中々のアイデアです。
また、水槽を見上げるようなトンネルもあり、色々な角度から観察する事が出来ます。 よく考えられた展示方法です。 近くに来た時は、また立ち寄りたくなる水族館です。
川の魚水槽
水族館の横一面を使った大きさの水槽で、山梨県内の源流~中流に生息する魚を観察する事が出来ます。 この横に長い水槽では川の流れが再現されています。
季節によっては婚姻色の発生や産卵なども観察できるようです。
ヤマメやオイカワ、ウグイなどが飼われています。
この水槽が面白いのは、縄張り争いの様子を再現している所です。
このヤマメがこの水槽の中で一番強い魚で、他の魚が来ると追い払ってしまいます。
縄張り争いに敗れたヤマメは下流へと逃げて行き、最後は海にまで下るようです。 私も知らなかったのですが、海に行ったヤマメは豊富な餌を食べて、生き残ったヤマメは 60cm もあるサクラマスになります。 そして、そのサクラマスが川に戻って卵を産みます。
大きさも、見た目も、だいぶ違いますが、どちらも同じ魚のようです。 不思議な世界です。
こちらは急な川の流れに抗うボウズハゼです。
お腹に吸盤があり、岩にくっついて流される事なく踏ん張る事が出来ます。
ガラスにくっついてるボウズハゼもいて、吸盤の様子を観察する事も出来ます。
懐かしい、ウーパールーパーもいました。
ウーパールーパーは通称で、本当の名前はメキシコサンショウウオのようです。
現在、絶滅危惧種のウーパールーパーは輸入禁止です。 国内で流通しているのは繁殖個体のようです。
森の学習館
水族館の隣にある建物です。 こちらは入館無料です。
こちらは周辺の森から採取された物が展示されています。
許可を取れば内部の写真撮影も可能との事でしたが、面倒なので見学のみにしました。
富士山の水
水が湧き出ているのかと思ったのですが、そうでは無く、地下 55 ~ 70m の地下水を汲み上げて利用しているようです。
富士山の水はバナジウム濃度が高く、バナジウム濃度を調べる事で富士山の水なのか調べる事が出来るようです。
水族館の奥にある公園に行くと雪が少し残ってました。
今月、東京でも雪が積もったので、その時の雪がまだ残っているのでしょう。
それほど大きな水族館では無いですが、展示方法が工夫されていて面白かったです。
季節による魚の変化などが楽しめそうなので、今度は別の季節に来てみたいです。


















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