大分県 ななせダム(大分川ダム)2023年05月05日

ななせダムは、大分川系七瀬川に大分川ダムとして 2013年にダム本体の着工を開始し、2019年に竣工した中央コア型ロックフィルダムです。 建設完了時に「ななせダム」に改名されました。
ななせダムは、治水、上水道への水源確保を目的とした多目的ダムになります。
完成してから数年しか経過していない、真新しいダムです。

ダムを建設した時に出た土で造成した跡地に「道の駅のつはる」が建設され、ダムカードは道の駅で配布しています。 所定の用紙に記入すると、建設中、試験湛水中、常用洪水吐の3枚のカードが貰えました。
道の駅から管理庁舎の駐車場に移動して、そこからダムを見学します。
ななせダム・バイク

真新しい管理庁舎です。
展示コーナーもあるのですが、残念ながら訪問当日は休館日でした...。
平日しか開館してないのかな?
ななせダム管理庁舎

常用洪水吐は自然調節方式です。
水位が一定の高さまで上がると、ここから水が流れ出す仕組みです。
この呑口形式を一面ベルマウス型オリフィスと言うらしく、自然調節方式の常用洪水吐では良く使われているらしいです。
ここに水が流れている所を見てみたいけど、水位次第なのでタイミングが合わないと見るのは難しそうです。
ななせダム

ななせダム・常用洪水吐

ななせダム・常用洪水吐

ダムの上はこんな感じです。
歩道部分が広いので、車がすれ違うのは難しいかも知れません。
まぁ、ここを車で通るのはダムの管理者だけなので、その分、見学者用に歩道を広くしているのでしょう。
提頂長は 400m、手前の洪水吐部分も含むと約 500m もあります。
ななせダム

ななせダム

志士達の足跡
碑銘の「志士」はこのダムの建設に携わった土木技術者の事。 そして、「足跡」は、ダム建設の軌跡の事を示しています。 多分、建設工事で亡くなった方の碑では無さそうです。
ななせダムの本体着工は 2013年ですが、ダム建設の為の調査を開始したのは 1970年なので、完成までにはかなりの年月が経過しています。
また、ダム建設により、旧野津原町の49戸が移転する事になりました。
ななせダム・志士達の足跡

のつはら湖
ダムやダム湖の名称は公募した時の意見から決めたようです。
ダム湖の名称は水没した野津原町から取った「のつはら湖」、ダムの名称は、ダムを建設した七瀬川から取った「ななせダム」になりました。
ななせダム・のつはら湖

ロックフィルダムは傾斜がなだらかです。
歩いて下まで歩けそうですが、提高は 91.6m もあるので落ちたら危険です。
間違っても、下まで歩こうとは思わないでください...。
ななせダム

湖側はこんな感じ。
こちらは、高低差が無いので下まで降りれそうですが、そんな人はいませんでした..。
まぁ、湖の中も緩やかな斜面のはずですが...。
ななせダム

ななせダム

大きなダムは迫力があって良いですね。
旅の余った時間でダムカードを収集するのも悪く無いですね。