島根県 松江城(2) ― 2017年08月24日
前回の続きです。
二之丸から二ノ門跡を通って本丸に入ります。
一ノ門跡
門自体は現存してませんが、野面積の石垣が素晴らしいです。
所々、大きな石が使われており迫力があります。
天守
本丸に入ると国宝天守が見えてきました。 四重五階の望楼型天守で、正面に附櫓を備えています。 1611年に建てられた天守は現存12天守の中では五番目に古い天守になります。
関ケ原~大坂の陣の間に建てられた戦国末期の天守で、黒い板張りの外壁が力強く感じます。 天守入り口の受付で100名城のスタンプを押します。
天守地下階にあった井戸。 深さは24mあります。
飲料水の確保は重要なので、井戸を備えた天守は何度か見た事があります。
天守内は意外と広い印象を受けました。 1階床面積 447.3㎡は現存天守の中では広い方だと思います。
包板と帯鉄
松江城天守の柱は特徴的です。 柱の周囲に包板が鎹や帯鉄で括り付けられています。
補強用に使われていると思われる包板の厚さは2寸~2.5寸(6.06~7.57cm)なので、かなり厚い板が使用されています。
最初からこの様に柱を加工していた訳ではなく、1719年頃から柱の傷み具合に応じて補強として施されたようです。 どうやら、本来の柱はもっと細いようです。
天守2階から3階への階段。
使い古された感じが良いです。 木造建築は適切なメンテナンスがされていれば非常に長持ちします。 現存天守はその良い例なのかも知れません。
三階の総面積は279.33㎡、高さ 3.49m 。
天守四階の様子。 結構、広いです。
建物の規模が比較的大きいせいか、階段もそれほど急では無いので使いやすそうです。
何しろ、階段と言うより梯子と言った方が良さそうな天守も多いので...。
普段はそれほど利用される事が無かったと言われる天守。 普段はどんな感じだったのでしょうか...。 ちなみに四階には箱便所があったそうな...。
天守最上階の様子。
良い眺めです。
北ノ門跡
天守から降りてきた後、本丸の反対側に向かいます。
こちらも現在は簡単な冠木門が設置されてますが、両サイドの石垣を見ると、もっと立派な門があったのだと思います。
腰曲輪から水ノ手門跡へ向かいます。
水ノ手門跡
腰曲輪の外側の出入り口になります。 どんな門だったのか解りませんが、石垣は立派です。
また、門の内側も曲がりくねっており、防御機能を高める工夫がされています。
馬洗池
大きな池です。 飲料水用でしょうか? でも名前が「馬洗」なので違うかな...。
近くにギリギリ井戸があるようなのですが、具体的に何処にあったのか分からなかったです。
他のサイトを見ると、場所を示す木柱があったみたいですが、抜き取られたんですかね...。
内堀
小泉八雲旧居を見たいので稲荷橋の方に向かうと大きな内堀が見えてきました。
一部、埋め立てられた場所もあるようですが、大半は当時のままのようです。
これだけの規模の水堀を重機が無い時代に作ったのですから大した物です。
松江城の国宝天守は素晴らしかったです。
また、周辺の櫓なども積極的に情報を集めて復元されています。 次に訪れた時には今以上に当時の姿に近づいているかも知れません。
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