千葉県 沖ノ島狙撃陣地跡2025年05月04日

今回は千葉県の戦争関連の場所を見学しようと思います。
館山海軍航空隊の地下壕に行く前に、沖ノ島にある狙撃陣地跡を見に行く事にします。
1930年、千葉県安房郡館山町に館山海軍航空隊が海軍 5番目の航空隊として設立されました。 沖ノ島近くの海岸は関東大震災の時に大きく隆起した為に浅瀬が出来ました。 そこを埋め立てて館山海軍航空隊の基地を建設しました。 基地の跡地は現在でも海上自衛隊の航空基地として使用されています。

沖ノ島海水浴場 駐車場
沖ノ島は人気の観光スポットなので 10時くらいには駐車場がほぼ埋まってました。
この時期でこれだけ混雑するのであれば、海水浴シーズンには相当早く来ないと駐車出来ないかも知れません。
バイクを停めているこの駐車場も館山海軍航空隊の基地だった場所です。 この航空基地では空母に見立てた短い滑走路による離着陸訓練が行われていたようです。
沖ノ島海水浴場・駐車場

沖ノ島
沖ノ島は砂地で繋がっているので歩いて行く事が出来ます。
沖ノ島が陸続きになったのも関東大震災による隆起が原因です。
隆起により潮の流れが変わって砂が堆積するように変化したようです。 このように歩いて沖ノ島に行けるようになったのは割と最近のようです。
この砂地付近が沖ノ島で一番大きな遊泳ポイントのようで、多分、夏に来るとこの辺りは相当混雑していると思います。
沖ノ島

沖ノ島

ここが沖ノ島の入り口
入り口が自然のトンネルみたいになっています。
沖ノ島

沖ノ島宇賀大明神社
1096年に安房国司だった源親元が発展を祈願して倉稲魂命を勧請して建立しました。
倉稲魂命は五穀豊穣、商売繫盛の神様で、「古事記」での名前は宇迦之御魂神です。
宇賀大明神の「宇賀」は「ナガー」と同じとされ、「ナガー」は蛇の事なので宇賀は白蛇として表現される事もあるようです。 また、宇賀大明神は弁財天と習合して宇賀弁財天と呼ばれる事もあるようで、ここにも鷹ノ島の弁財天が祀られています。
鷹ノ島は沖ノ島の隣にあった島でしたが、浅瀬を埋め立てた時に陸地と一体化して無くなってしまいました。
沖ノ島宇賀大明神社

縁結びとして有名なようで、参拝者が赤いモールを結んでいきます。
昔は春になるとイワシの群れが島を囲んで深紅色に染めたようで、「赤」はそこから来ているようです。 モールは宇賀大明神が蛇の姿をしているからかな?
沖ノ島宇賀大明神社

鳥居から海岸に出れます。
外に出てから気が付いたのですが、この鳥居、海の方を向いています。
元々、沖ノ島は陸続きでは無かったので、昔は船で参拝していたはずなのでその名残でしょうか? それとも海岸を歩いて参拝するのが正式ルート?
沖ノ島宇賀大明神社

沖ノ島宇賀大明神社

海岸に出ました。
沖ノ島

海岸が独特で、段状になっています。
波による浸食も関係しているかも知れませんが、地震による隆起で当時の崖が斜めになっているのかも知れません。
沖ノ島

沖ノ島

沖ノ島狙撃陣地跡
海からの攻撃に対する射撃陣地として掘られた穴のようです。
結構、人気の場所のようで、人が入れ替わり入って来る状況で、人が写らないようにするのに苦労しました。 まともに写真を撮るなら早朝の方が良さそうですね...。
想像以上に人が多かったので、何枚か撮って退散する事に...。
沖ノ島狙撃陣地跡

沖ノ島狙撃陣地跡

多分、ここが射撃用の穴だと思います。
昔は機関銃が置かれていたと思いますが、今は神社のように硬貨が置かれてます。
沖ノ島狙撃陣地跡

この辺りは東京湾の入り口なので、外洋との境目付近です。
東京湾と言って良いのか微妙な場所ですが、この辺りの海は凄く綺麗です。
沖ノ島狙撃陣地跡

沖ノ島狙撃陣地跡

沖ノ島狙撃陣地跡

沖ノ島狙撃陣地の入り口付近のこの裂け目は人工的な切通しでしょうか?
自然に出来た地形には見えないですね...。
沖ノ島狙撃陣地跡

事前調査をしなかったので探しませんでしたが、沖ノ島の森の中には当時の地下壕跡もあるそうです。 特に案内している様子も無かったので、見学できる状態では無いのでしょう..。
でも、歴史遺産ではあるので、その内、見学出来るようになると良いですね..。
沖ノ島