神奈川県 箱根神社 ― 2026年03月20日
箱根神社の創建は非常に古く、正確な年代は不明ですが孝昭天皇の時代に箱根山の駒ヶ岳に神仙宮を開いたのが始まりと伝わります。
757年に万巻上人が箱根大神の御神託を授かり現在地に社殿を建立しました。
武士による信仰が厚く、坂上田村麻呂が蝦夷征討の際に参拝しており、鎌倉時代には歴代将軍による参詣が幕府の恒例行事になりました。
徳川家康も 1594年に神領 200石を寄進しています。
明治の神仏分離令により関東総鎮守箱根大権現は、箱根神社に改称されました。
参拝者第 1駐車場
箱根神社に来るのは 17年ぶりです。
箱根神社には何か所か参拝者用駐車場がありますが、バイク用の駐車スペースは第 1駐車場にあるのでそこにバイクを停めました。
神楽殿
社務所の隣になる建物で、様々な行事が行われる場所です。
何時頃の建物なのかは不明ですが、外観を観る限りでは、それほど古い建物には見えません。
龍神水
9体の龍の像から水が流れ出ています。
御神水として持ち帰る事も可能です。 以前は持ち帰り用のペットボトルを販売していたようですが、何か問題があったようで、現在は中止しているようです。
持ち帰る場合はペットボトルを持参する必要があります。
訪問当日も、多くの人が水を容器に入れて持ち帰っていました。
安産杉
樹齢 1000年を超えると言われている御神木で「安産杉」と呼ばれています。
昔から幸運の杉として知られていたようですが、根幹を母胎に見立てて安産祈願や子孫繁栄を祈願していた事から安産杉と呼ばれるようになったようです。
神門
拝殿を廻廊が囲んでおり、その入り口となる神門です。
かなり混雑しており、参拝の順番待ちの列が神門の外まで伸びています。
箱根神社の建物に関しては、築年代の情報が見当たらないのですが、1930年の北伊豆地震で社殿が損壊しているらしいので、それ以降に再建された物なのかも知れません。
本殿
御祭神は箱根大神です。 箱根大神とは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の御三神の総称です。
瓊瓊杵尊と、木花咲耶姫命の子が彦火火出見尊のようで、彦火火出見尊は初代天皇である神武天皇の祖父として知られています。
古くから武家の信仰を集めているので、心願成就や、勝負運の御利益があります。
参拝待ちしている人々を見ると、海外観光客が多い印象を受けました。
建物はかなり新しい印象を受けました。 1930年の北伊豆地震以降の建物でしょうか?
駒形神社 高根神社
本殿の隣に鎮座している小さな社です。
向かって左側が駒形神社で、右側が高根神社です。
駒形神社は、元々箱根神社に祀られていた駒形権現、能善権現と、明治期に合祀されていた神明社と八幡社を合殿に祀る神社です。 1164年、1185年に再興した記録があるようです。
高根神社は、江戸時代に駒形能善高根権現合殿に祀られていた高根権現と、稲荷社、天神社、春日社、山神社、吾妻社を明治期に合祀した社のようです。
もしかしたら、明治の神仏分離令が合祀に何かしらの影響を与えているのかもしれませんね..。
九頭龍神社(新宮)
こちらにも参拝待ちの長い行列が出来てました。 こちらは九頭龍神社の新宮のようです。
九頭龍神社は芦ノ湖の守護神、九頭龍大神を祀る神社です。
元々は人々を苦しめる毒龍だったようですが、万巻上人が経を唱えて退治し、改心した毒龍の化身が龍神となり祀られました。
新宮が建立されたのは 1999年なので、かなり新しい建物のようです。 天井画も立派です。
本殿の参拝を終えたので、周辺の摂社、末社を参拝しならが駐車場に戻ろうと思います。
曽我神社
1193年、曽我兄弟は父親の無念を晴らす為に仇討ちを決行します。
仇討は成功しますが兄の十郎祐成はその場で討たれ、弟の五郎時致は捕らえられて処刑されます。 曽我神社は、その曽我兄弟を霊を勝名荒神祠として祀るのが曽我神社です。
本殿が建立されたのは 1647年のようなので、仇討からだいぶ時間が経った江戸時代になってからです。 平和な時代になって武士の忠義を奨励する流れがあったのかも知れません。
恵比寿社
御祭神は事代主神です。
事代主神は、恵比寿様と同一とされています。
けけら木
弁財天の近くに祀られていた湖底木です。
大昔に芦ノ湖の湖底に滑り落ちた木が化石化した物ですが、台風の影響により浮遊していたものです。 現在は神木として祀られています。
神社の縁起には「目代木」と記されており、国守の代理として任国に赴いた役人の名称「目代」に因んで命名されたと考えられています。
箱根神社の見所の一つ、平和の鳥居を見に行く事にします。
平和の鳥居は芦ノ湖の湖畔にある鳥居です。
湖畔に着いてびっくりしたのは人の多さです。 鳥居の前で順番に記念写真を撮影しているので、鳥居の撮影は諦めました。
多分、写真を撮るにはかなりの時間、順番待ちする事になります。
ここで写真を撮るには早朝に来ないと難しいかも知れません。
宝物殿
最後に宝物殿を見学して次の目的地に進む事にしました。
あまり計画を立てずに訪問したのですが、箱根神社周辺には他にも見所があります。
今度来た時は旧東海道の石畳や、ロープウェイに乗って箱根元宮、九頭龍神社本宮の方にも行ってみたいです。


















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