石川県 手取川ダム ― 2025年08月09日
手取川ダムは石川県白山市にあるロックフィルダムです。
主な利用目的は洪水調節、水道用水、発電です。
ダムカードの管理者が国土交通省と電源開発(株)(J-POWER)になっています。 どうやら、同じ時期に手取川にダム建設を計画した為、協議して共同事業になったようで、ダムの建設、維持管理を電源開発(株)(J-POWER)が行い、湖面管理を国土交通省が行っているようです。
本体着工は 1975年で完成は 1980年です。
駐車場
観光用の大きな駐車場がありましたが、それほど利用者は多くありませんでした。
ダムの堤体の方まで道路が続いてますが一般車両は侵入禁止です。
どうやら落石の危険があるようで、ダム天端や管理所に関係者以外が近づく事は禁止されているようです。 ダムカードも管理所では配布しておらず、周辺の観光施設で配布しています。
今回は駐車場や展望台からダムを見学する事にしました。
昔はお店が営業していたようです...。
国道を通る車の数はそれなりなのですが、素通りする人が多いのかも知れませんね..。
元々、夏場はダムの水位が低いのですが、かなり水位が下がっているように思えます。
これだけ岩肌が露出しているのは、台風などの大雨に備えていると言うよりは、雨が降らないだけのように思えます...。
訪問時も日本各地で水不足とのニュースが流れていたので、この光景を見ると心配になります...。
選択取水設備
「取水設備ってこんなに大きかったっけ?」と思うくらいの大きさです。
ダムの堤体と一体化しているのを見慣れていると、あまり大きさを感じないのかも知れませんが..。
ここから取水した水は手取川第一発電所(最大 25万kw)の発電に使用され、手取川第二ダムに流れます。 手取川第二ダムの水も、手取川第二発電所(最大 8万7千kw)の発電に使用され、手取川第三ダムに流れ、その水も手取川第三発電所(最大 3万kw)の発電に利用されます。
堤高 153m、堤頂長 420m です。
手取川ダムの堤高は石川県では最大のようです。近くに行けないのが残念ですね...。
ダム湖の名称は手取湖で、総貯水容量は 2憶 3,100万㎥ です。 貯水容量もかなりの物です。
ダム建設による水没戸数も最大級で 330戸が水没しました。 その為、手取川ダムの開発事業は「水特法 9条等指定ダム」の対象になり、地域生活の為に大規模な道路開発なども行われました。
クレストゲート
この角度からだと良く見えませんが、クレストローラーゲートが 2門あります。
私が知らないだけだと思いますが、ロックフィルダムでクレストローラーゲートは珍しいように思えます。 取手川ダムの場合、毎秒 350㎥ 以上の流入が想定される場合、毎秒 350㎥ になるように少しづつこのゲートから放流するようです。
管理所
艇庫とインクラインも見えます。
ロックシェッドと思われる設備も見えるので、本当に落石が多いのかも知れませんね...。
展望台の方も行ってみます。
手取川ダムの石材が展示されてました。
礫岩のようで、約 1億 5千年前に生成されたと考えられています。
重量は 80t で、ダムの建設にはこんな大きな岩が使われています。
慰霊碑
手取川ダム建設の殉職者に関する情報は見当たりませんでした。
工事関係者なのか、水没により先祖代々の土地を離れる事になった地域住民の為なのか詳細は不明です。 ただ、手取川は水害の被害者も多いので、いろんな意味があるのかも知れません。
この後、道の駅で無事、ダムカードを貰う事が出来ました。
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