栃木県 川治ダム2025年04月26日

川治ダムは栃木県日光市のアーチ式コンクリートダムです。
本体着工は 1971年で、完成は 1983年です。 鬼怒川上流 4ダムの中では 3番目に作られたダムになります。
川治ダムと五十里ダムのダム湖は、導水トンネルで繋がっています。 男鹿川の五十里ダムは貯水容量が少なく、貯められない水はそのまま放流してました。 一方、鬼怒川の川治ダムは貯水容量が大きいですが水位が下がると貯めるのに時間がかかります。 2つのダム湖を繋ぐ事により水を有効利用しています。 また、大雨の時は上流にある川俣ダムと連携して鬼怒川の水量調節に対応します。 鬼怒川上流 4ダムは、連携しながら機能しています。

川治ダム資料館 駐車場
今回は「湯西川水の郷」で三河沢ダムのダムカードを貰ってからの訪問になりました。
五十里ダムからであれば、バイクで 10分もかからないくらい近い場所にあります。
川治ダム資料館でダムカードを配布しているとの情報があったので、管理所では無く川治ダム資料館の方にきました。
川治ダム資料館・駐車場

川治ダム資料館
ここは、かなり昔しに一度来た記憶があり、その時に資料館も見学した記憶があります。
理由は不明ですが、今回訪問した時は資料館は休館中のようでした。 (休館日?)
 また、ダムカードもここで配布しておらず、ダムの反対側にある管理所まで歩いて行く事にしました。
川治ダム資料館

駐車場からの眺めは最高でした。
やはり、アーチ式ダムはカッコいいです。
堤高 140m、堤頂長 320m なので、結構、大きなダムです。 ダム上部が 16m ほどオーバーハングしているようで、曲線が非常に美しいです。
主な利用目的は、洪水調節、流水の正常な機能の維持、かんがい用水、水道用水、工業用水などです。
川治ダム

非常用洪水吐
非常用洪水吐はクレストローラーゲート 6門です。
ここのアーチ式ダムは大きくオーバーハングしているので、クレストゲートから放流した水が流れる傾斜がありません。 6門のゲートから滝のように流れ出る姿を見てみたいです。
多分、ここから放水するケースは少ないと思いますが...。
ゲートの下にキャットウォークと呼ばれるメンテナンス用の細い通路が見えます。
年1回の見学会の時に通る事が出来るようですが、湯西川の道の駅では水陸両用バスによる湯西川ダムの遊覧以外に、川治ダムの遊覧&キャットウォーク体験のコースもあるようです。 これは、ちょっと行ってみたいですね...。
川治ダム・クレストゲート

常用洪水吐
クレストゲートの真下に、常用洪水吐として使用するコンジット高圧ローラーゲートが 2門あります。 多分、ゲートの上にあるのは制御室だと思いますが凄い場所にあります。 こんな場所に配置して、クレストゲートからの放流に問題が無いのか心配になります。
キャットウォークから建屋内に入るようですが、普通、あのような物はダムの筐体の中に造るような気がします...。
しかし、非常用洪水吐の放流をあそこから眺めてみたいです。 巨大な滝を裏から眺めるような感じでしょうか?
川治ダム・コンジットゲート

低水放流設備
流水の正常な機能維持の為に常時水を流しているゲートで、ジェットフローゲートが 2門あります。 メインのゲートの放流量が 30㎥/秒、サブのゲートの放流量が 5㎥/秒です。
このゲートの上にある建物が発電設備になります。
川治ダム・ジェットフローゲート

管理所
ダムの対岸に管理所が見えます。
もの凄く不安定な場所に建てられてますが、大丈夫なのでしょうか..。
クレストゲートの制御室と言い、川治ダムの建物はかなり危険な場所にありますね..。
ダムカートを貰いに、あそこまで歩いて行く事にします。
川治ダム・管理所

八汐湖
川治ダムの建設によって作られた人工の湖です。
名前の由来は栃木県の県花でこの辺りで良く咲いている八汐ツツジだそうです。
このダム湖により、73世帯が移転する事になりました。 ダム湖の底には人が生活していた痕跡が残っているのでしょう..。
川治ダムの総貯水容量は 8,300万㎥ です。
川治ダム・八汐湖

川治ダム・八汐湖

ダム湖の上は県道 23号です。
ダムの下で作業中との事でフェンスが張られており、残念ながら上から下を眺める事は出来ませんでした。 また、右側のフェンスの方を歩くと警報音が鳴るので湖側を歩いた方が良いです。
川治ダム

場所的にクレストゲートの制御室だと思います。
クレストゲートは 6門あるのでかなり細長い建物です。
また、アーチ式ダムなので建物が湾曲しています。
川治ダム・クレストゲートの制御室

川治ダム・クレストゲートの制御室

先ほどの建物の隣にあった建物です。
取水設備でしょうか? 良く分かりません....。
サビサビに見えるのですが、元からこんな感じだったのでしょうか?
外壁がトタンに見えますが、もし、取水設備ならもう少し建物にお金をかけても良さそうな気が...。
川治ダム

管理所がある対岸まで来ました。
良い眺めです。
ダムの前にある小高い丘のような場所が展望所なのですが、あそこに行くには 185段の階段を登り降りする必要があります。
かなりのアップダウンになりそうなので、今回は行くのを止めときました..。
この先、まだ行くとこありますし..。
川治ダム

ダムの下流側の様子です。
アーチ式ダムは基礎地盤が強くないと作れないと言われてます。
要するに、この辺りの地盤は強いと言う事でしょう...。
川治ダム

ダムカードはここの 2階で貰えます。
鬼怒川上流4ダムのスタンプラリーも、あと一つです。
(本当は、子供向けなのだろうけど...。 まぁ、大人はダメとは書いて無いので...。)
川治ダム・管理所