弘前城周辺 ― 2013年09月05日
弘前城訪問の後、周辺を散策
旧第八師団長官舎
追手門から出て藤田記念庭園に向かう途中にあります。
司令部が設置されたのは明治30年。 官舎の建築は大正5年に始まりました。 戦後は進駐軍司令官の住まいとして使用され、その後は市長公舎としても使用されました。
藤田記念庭園
弘前市出身の実業家、藤田謙一氏が大正8年に別邸を建てる際に作った庭園です。 洋館1階は、資料室、喫茶室になります。 時期が近いせいか、旧第八師団長官舎にどことなく似ています。
庭園内になる茶室、松風亭。 茶会として使用されており、当日も利用されてました。 近くには水琴窟があり、水を流すと静かな音が聞こえてきます。
庭園内には滝もあります。 これだけ大規模なのは珍しいです。
旧弘前市立図書館
藤田記念庭園から来た道を元に戻った先に、歴史を感じる建物がありました。 洒落た外観の建物は、明治39年に日露戦争戦勝記念として建てられた旧弘前市立図書館です。 昭和6年まで図書館として使用されていました。
旧東奥義塾外人教師館
明治36年に弘前市立東奥義塾に招かれた英語教師の宿舎として建てられました。 一階では喫茶室が営業しています。 これ以上、ゆっくりしている時間が無かったので先に進みます。
弘前城植物園
弘前城植物園を通過してバイクを止めた駐車場へ戻ります。
ここは、弘前城三の丸の場所にあたり、昭和63年に開園しました。
帰りの途中、現存するソメイヨシノでは日本最古と書かれた桜の木出会いました。
普通、ソメイヨシノの寿命は60~80年らしいのですが、弘前公園には100年を超える多くの木が存在するそうです。 この木の植栽は 1882 年です。
明治~大正にかけての洒落た感じの洋風建築物は、保存状態も良く、綺麗な建物でした。 なかなか簡単に行ける場所ではありませんが、桜の季節に来たい所です。
最近のコメント