埼玉県 玉淀ダム2022年12月03日

埼玉のダムカードも半分くらい集まりました。 今回は玉淀ダムです。
玉淀ダムは埼玉県大里郡寄居町にある重力式コンクリートダムで、近くには、10年ほど前に100名城の散策で訪れた鉢形城があります。 ダムカードを見るまで、鉢形城のすぐ近くだった事に気が付きませんでした。
ダムには入れないので、先に、近くの折原橋からダムの全景を眺めます。
折原橋付近

折原橋

手前の大きな橋は国道 140号の末野大橋です。
その奥に玉淀ダムのローラーゲート6門が見えます。
玉淀ダムの本体着工は 1962年で 1964年に完成しています。 利用目的は灌漑と発電です。
ダムによる池や湖は無く、その点は前回訪問した権現堂調節池に近いタイプですが、こちらの方が大分小さいダムです。
玉淀ダム

ダムカードは、東京発電(株) 埼玉事業所の入り口付近に設置されてる、ダムカードの発券機で入手可能です。 ダムカードの発券機に出会ったのは初めてかも知れません。 この機械があれば、仕事の邪魔をせずにダムカードが貰えるので、全国に広まる事を期待します。
玉淀ダム・事業所

玉淀ダム・ダムカード発券機

ゲートに番号が振られています。
堤高 32m で、落差 16.8m を使った水力発電です。そこまで落差があるようには見えませんが、発電機室の下に水車があるようなので、見えているゲートよりも下を水が通過しているのかも知れません。 この規模のダムでも発電ができる事は知りませんでした。
もっとも、近くに比較対象物が無いので、実際の大きさを誤解している可能性はあります。
実際、ゲートは高さ 16m、幅 12m もある巨大な物です。
玉淀ダム

玉淀ダム

見た感じ、魚道とかが無さそうなダムです。
荒川がここで分断されて無ければ良いのですが...。
このダムが作られた年代を考えると、当時はそこまでの環境配慮が無かったかも知れませんが..。
玉淀ダム

玉淀ダムは、ダムの敷地内には入れないので、大きさが体感し難いダムでした。
本日はこの後2ヶ所のダムを訪問する予定なので先を急ぎましょう...。