新宿御苑 ― 2015年01月04日
何度となく訪問している新宿御苑。 冬の植物を散策します。
ペーパーホワイトと言うスイセンです。
冬は咲いている花が少ないので白いスイセンの花は目立ちます。
名前の通り、芯の方まで真っ白いスイセンです。
こちらがニホンズイセン。
ペーパーホワイトは地中海原産の品種ですが、こちらは日本に自生していた品種です。 黄色い芯の部分が特徴的で良く見かける花です。
冬は活動する昆虫も少ないので受粉しにくそうですが、逆に咲いている花の数が少ないので競争相手が少なくて都合が良いのでしょうか? これも生きる為の戦略?
旧洋館御休所
明治29年に皇室関係の園内休憩施設として建てられました。
毎月、第2、第4 土曜日に公開されているようですが、どういう訳か一度も内部を見た事がありません。 ただ、残念ながら館内撮影は禁止のようです。
丸花壇
何気にここの花壇はいつ来ても綺麗に花が咲いています。 多分、こまめに手入れをされているのだと思います。
冬とか全然関係ありませんが、温室も覗いてみます。
ちなみに温室は閉館時間が 15:30 と、早く閉まるので先に訪問した方が良いかと思います。
温室の植物はそこら辺に自生している物では無いので、見慣れない変わった物が多いです。
オオベニゴウカン
亜熱帯に生息するマメ科の植物で、耳かきのフワフワのやつみたいな花が咲いてました。 色違いもあるみたいです。 白でもオオベニ?
熱帯性のスイレンが咲いてました。 寄り添って咲いている感じが可愛らしいです。 微妙な紫の色彩もなかなか良いです。
名残惜しいですが、暖かい温室から外に出ます。
幸い、風が無いので玉藻池が鏡のようです。
秋に来た時はプラタナス並木の足元は落ち葉で埋め尽くされてましたが、綺麗に片付けられてました。 人が埋まるほどの量だったので、あれを処分するのは大変な作業だったと思います。
下の池の辺りは日当たりが悪いので池が凍ってました。
旧御涼亭
日の当たらない建物内はちょっとヒンヤリしています。 この辺りの水面も氷が張ってます。 東京の冬の寒さも侮れません。
普段は人が多い場所ですが、この日はどこか寂し気な感じでした。
この時期は予想外に早く日が落ちてきます。
徐々に太陽の温もりが消えていきます。
さて、そろそろ閉園時間のようです....。
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