小諸城址懐古園(小諸城跡)再訪 ― 2014年05月02日
100 名城のスタンプを押す為、2度目の訪問になります。 なので今回は前回に紹介できなかった場所を中心に....。
SL C56-144
懐古園の入口に展示されているSLです。
昭和13年6月、日立製作所で制作されたこの車両の価格は63,900円だったそうです。 小海線に配置されて35年間にわたって活躍しましたが、引退後、小諸へ貸与されて展示されています。 C56は164台製造され、戦争により92台が海外へ行き、日本に現存するのは20台程度です。
大手門
1612 年に藩主仙石久秀が小諸城を築いた時に作られた門です。
当時は瓦葺は珍しく、「瓦門」とも呼ばれていたそうです。 明治維新後は塾の仮教室や料亭などに利用されていたそうです。
本丸跡(懐古神社)
明治13年に本丸跡地に懐古神社が建てられています。
この神社は本丸の北東にあった城の鎮守神と、藩主牧野公歴代の霊を合わせて祀っている神社だそうです。
天守台
野面積で積まれている天守台は当時のままですが、天守自体は 1626 年の落雷によって消失し、その後再建される事もありませんでした。
小諸八重紅枝垂を天守から眺めた図。
北の丸跡
現在は弓道場として使用されています。
富士見台
名前富から察するに、士山が見えるのだと思いますが...。
富士山はどこ?
小山敬三記念館(アトリエ)
前回訪問時は美術館にしか入れませんでしたが、今回はアトリエの方も公開されていました。 神奈川県茅ケ崎市に住居兼アトリエとして建てられた建物ですが、小山氏の遺品と共に小諸市に寄贈され移築されました。
昭和初期の建物ですが、洋風の洒落た建物です。
100名城のスタンプを押す為の再訪でしたが、前回は観る事が出来なかった場所による事も出来ました。 同じ場所でも季節を変えてみると新たな発見があるかもしれません。
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