小諸城址懐古園(小諸城跡)2012年05月03日

平安時代に小室太郎光兼が築いた館が小諸城の始まりらしく、歴史は非常に古い。 明治4年の廃藩置県により、城としての役目を終え、大正15年に現在の様な公園として生まれ変わりました。

三の門
1615年に建てられた三の門。 現在見る事のできるこの門は、1742年に洪水で流された後に再建された物。 園内で数少ない、当時の建造物です。
小諸城址懐古園・三の門

二の丸跡
徳川秀忠が真田氏と上田合戦をする際、本陣を構えた場所です。
小諸城址懐古園・二の丸跡

石垣も、当時の建造物。
小諸城址懐古園・石垣

藤村記念館
藤村の遺品などを展示しています。 藤村が小諸で過ごした事があり、その時、小諸義塾に赴任しました。
小諸城址懐古園・藤村記念館

水の手展望台
絶壁に建つ展望台。 良い天気に見えますが、ここに来るまでに無慈悲な雷雨に合い、非常に苦労しました...。
小諸城址懐古園・水の手展望台

周りの風景(西浦ダム)
上記とは別の展望台ですが、西浦ダムが見えます。
東京電力の発電用ダムで最大16,300キロワットの発電を行うとの事。 東京電力と言う事は、こんな所からも東京の電力を補っているのでしょうか。
小諸城址懐古園・西浦ダム


鏡石
山本勘助が自分を写して反省するのに使用したといわれる、磨き上げた石です。 山本勘助が城郭を整備し、小諸城の原型を作ったとも言われています。
小諸城址懐古園・鏡石


鹿島神社
小諸藩主、仙石秀久が建立したのが始まりといわれてます。 元々は、大手門付近でしたが、周辺開発に伴い現在の位置(懐古園の西)に移設されました。
鹿島神社

鹿島神社

鹿島古墳
現在は鹿島神社にありますが、こちらも、東方550メートル地点にあった横穴式円墳の墓石・側壁の一部を移設した物だそうです。 6~7世紀の物とされています。
鹿島古墳

小山敬三美術館
懐古園の西にありますが、単独での入場も可能です。 画家・小山敬三画伯の絵画が展示されています。
写真は併設されている記念館。 アトリエ・住居の一部が移築され公開されています。
小山敬三美術館

小諸義塾記念館
懐古園のそばにある、小諸義塾記念館。 明治26年に木村熊二によって作られた私塾を移転した物。 当時、島崎藤村が英語と国語を教えていたようです。
小諸城址懐古園・小諸義塾記念館


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