日光田母沢御用邸記念公園 ― 2012年07月17日
旧日光田母沢御用邸は大正天皇のご静養の為、明治32年に建てられました。 その後、昭和天皇の側位に伴い現在の形に増改築されました。
建築面積1,360坪、部屋数106室の非常に大きな建造物です。
記念公園として公開されたのは平成10年からです。
建築面積1,360坪、部屋数106室の非常に大きな建造物です。
記念公園として公開されたのは平成10年からです。
東照宮など、世界遺産の社寺群から少し奥まった所にあるせいか、人影はまばらです。 ゆったりと見るには、その方が都合が良いですが...。
謁見所
大正天皇の即位後、御用邸での公式儀礼が増えたので建築されました。
公式の来客者との面会に使用したそうです。 玉座がありますが、実際には立ったままお会いしていた様です。
表御食堂
賓客用に使用されていた様です。 当時は大きなテーブルが置かれていた様です。 宴席用です。
御食堂
こちらの食堂は、天皇、皇后が普段の食事に使用していた食堂です。
御厠
ようするにお手洗いです。 洋式なのか、和式なのか、よく解らない作りです。畳張りのお手洗いなので、手入れが面倒くさそうです。
丸窓がシブイです。 洋風の明かりと和風の作りが共存しています。 最近見ない作りなので新鮮です。
御湯殿
浴槽の無い、掛かり湯式のお風呂です。 皇室としては、伝統的な浴室の様です。 奥に見えるクレーの筒状の物が貯湯槽で、暖められたお湯がこの中に送られる仕組みになっていたそうです。
庭の小道
庭園はかなりの広さがあります。 この広い庭には防空壕跡が残っています。 こんな山奥の方まで戦争の影響が出ていた事が見受けられます。
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