徳島城跡 ― 2015年09月23日
今回の四国 100 名城めぐりの最期の城、徳島城へ向かいます。
でかける前に、少しホテル周辺を散歩します。 今回は雨具を一度も使用する事が無かったので大変ラッキーでした。
徳島城の側にある徳島中央公園にあるパーキンに向かい、バイクが止められる場所を聞くと、すぐ隣の駐輪場を教えられたのでそこに停車します。
場所はそれほど広くないので時間によっては止めるにに苦労するかも知れません。
徳島城は助任川と寺島川に挟まれた場所に立地しており、東側は堀で守りを固めました。 現在は寺島川のあった場所にJRの線路があります。
少し加工された石がバラバラと積まれているので、野面積みと打込ハギの中間くらいの感じでしょうか?
鷲の門
徳島城は蜂須賀家政が 1585 年に築城しました。 鷲の門は大手門の外側にあります。 廃藩置県で城郭が取り壊された後もこの門は残りましたが、1945 年の空襲で焼失しました。 現在の門は 1989 年に復元された物です。
下乗橋
鷲の門をくぐった先に、堀に架けられた下乗橋があります。
この橋を渡った先が大手門ですが、現在は枡形のみが残されています。
現在のような水平の石橋になったのは 1908 年からです。
東の二ノ丸
本丸へ向かって山を登ると東の二ノ丸が見えてきました。 「東の」が付くのは、本丸を挟んだ反対側には西の二ノ丸があるからです。
この城の珍しいのは、二ノ丸に天守があった事です。 どうやら、当初あった天守が取り壊された後、三層の櫓を代用として使用していたようです。
本丸跡
さらに登ると本丸跡にたどり着きます。 現在は何も残ってませんが、ここには屋敷や多くの櫓が建てられてました。
西の二ノ丸
本丸を反対側へ下ると西の二ノ丸にたどり着きます。
西の二ノ丸には鉄砲櫓と帳櫓が建てられてました。
平べったく加工された石が積まれている、独特の石垣です。
西の三ノ丸
西の三ノ丸には材木櫓と平櫓が建てられてましたが、現在は水道排水池が設定されている為、入る事ができません。 一通り廻ったので、徳島博物館に 100 名城のスタンプをもらいに行きます。
旧徳島城表御殿庭園
この庭園は、表御殿の書院と中奥に面して築かれた庭園です。
造園時期ははっきりしませんが、江戸時代初期の武将、上田宗箇によって造られました。
かなり駆け足でしたが、これで四国 100 名城を全部見て回る事が出来ました。 100 名城めぐりも、まだ半分以上あるので、まだまだ先が長そうです。
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