島根県 出雲日御碕灯台 ― 2017年08月25日
出雲日御碕燈台は島根県では3番目に建てられた灯台で 1903年に完成した古い灯台です。
高さは 43.65m あり、公益社団法人燈光会では日本一高い灯台とされています。 実際にはもっと高い灯台は存在するようですが、管理団体の違いとか、比較対象にならない何かしらの理由があるのかも知れません。
耐震性を高める為に、外壁は石造りで内側は煉瓦造りの二重構造のようです。
見るからに年代物の灯台と言った感じです。 昔は職員が住み込んで管理していたようですが 1974年からは無人管理になりました。
白い壁が印象的です。 地中海の風景みたいです。
有料ですが灯台の上に登る事もできます。 折角なので登ってみる事にしましょう。
内部は土足禁止なので靴を脱ぎますが、出雲大社の大雨で靴の中がびしょ濡れ状態。 歩くと足跡が付くので靴下も脱ぐ事に...。
内部は100段を超える螺旋階段が続きます。
高齢者にはちょっと厳しい階段ですね...。
内壁は煉瓦造りとの事ですが、そんな感じには見えませんね...。 1993年に耐震補強工事を行ったようなので、その為かも知れません。
自分の足が写っているけど、まぁ、良いか...。
最上階に到着。 やっぱ狭いですね...。
上を見ると巨大なレンズらしき物が見えます。
光度は48万カンデラ。 蝋燭1本の明るさが約1カンデラなので、48万本分の明るさと言う事ですが、ものすごく明るいと言う事しか分かりません。
光達距離は21海里。 だいたい 38km 先まで光が届くらしい。
外へ出てみます。 通路は結構狭いです。
絶景ですな...。
名残惜しいですがそろそろ降りましょう。
駐車場に戻る前に少し海の方に歩いてみます。 浸食のせいか岩がブロック状にひび割れてますね...。 柵が無いのであまり端の方まで行かないようにしましょう...。
こうして見ると結構、崖の先端の方に建ってますね...。
出雲日御碕燈台は文化財的な価値も高い灯台です。 また、世界灯台100選にも選ばれている美しい灯台なので出雲大社参拝の後に寄ってみてほしい場所です。
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