東京都 夢の島熱帯植物館2018年05月27日

第五福竜丸展示館の近くに夢の島熱帯植物館があったので、そちらも見学して行く事にします。 夢の島公園はゴミ処分場としてゴミを埋め立てて作られた土地で、1978年から公園として整備されて開園されました。 1988年、そんな夢の島公園の敷地内に、熱帯植物を展示する施設として開館したのが夢の島熱帯植物館です。
夢の島熱帯植物館

植物館は、A、B、C、3つのドームが連なる形をしています。
それぞれのドームでは、テーマの沿った植物が展示されています。
夢の島熱帯植物館

夢の島熱帯植物館

ヘリコニアロストラータ
変わった花を咲かせる植物です。 「苞」と呼ばれる花の付け根に生える「葉」に包まれているそうなので、普通の花で言ったら「つぼみ」状態みたいな花です。 多分、これが開花している状態なのだと思います。 アマゾンの熱帯雨林に原生しているようです。
夢の島熱帯植物館・ヘリコニアロストラータ

ファレノプシス
「胡蝶蘭」の呼び名の方が広く知られていると思います。
お祝い事でよく送られている高そうな花なので見覚えがあります。
ファレノプシスは「胡蝶蘭」の学名のようです。 フィリピン、台湾などに原生するようです。
夢の島熱帯植物館・ファレノプシス

何気にぶらっと立ち寄った所ですが、中々良い場所です。
夢の島熱帯植物館

夢の島熱帯植物館

食虫植物専用のコーナーもあります。
水中の食虫植物など、種類もなかなか充実していました。
夢の島熱帯植物館・食虫植物

夢の島熱帯植物館・食虫植物

完全な球体のドームかと思いきや、こんな感じに真ん中でスパッと切れています。
なかなか面白いデザインの建物です。
夢の島熱帯植物館

イベントホールでは「ハーブ展」が行われてました。
紀元前8000年頃には野生のハーブが使用され、エジプトから地中海沿岸、メソポタミア、西アジアへと広まっていったようです。 紀元前4500年頃にはハーブの栽培が始まっており、人類とは非常に長い付き合いになります。
当日は、瓶に入れられたハーブが展示されており、自由に香りを嗅ぐ事ができました。
夢の島熱帯植物館・ハーブ展

夢の島熱帯植物館・ハーブ展

温室内を一通り見終わったので外に出ます。
このドーム部分はCドームと呼ばれている所で、小笠原の植物や、イベントホールがある場所です。 このドームの奥の方にもハーブコーナーがあるようなので観に行きます。
夢の島熱帯植物館

おそらくクロタネソウの実かと思います。
丸い玉のような実が大量に生えており、周りがイバラのような物で囲まれています。
この種が該当するのか不明ですが、種類によっては種子が香辛料として使用されるようです。
夢の島熱帯植物館・クロタネソウ

こちらはイングリッシュラベンダーです。
北海道富良野市のラベンダー畑に咲いているのもこの系統のようです。 寒さには強いようですが、高温多湿な気候には弱いようです。 東京で育てるのは大変そうですね...。
ハーブとしての効能は、鎮静作用や殺菌作用があるようです。
夢の島熱帯植物館・イングリッシュラベンダー

カエルの鉢に見送られてお別れです。
子供向けですが、いろいろなイベントも行われているらしく、入館料も 250円と安いので穴場的な場所でした。
夢の島熱帯植物館


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