大阪府 通天閣 ― 2019年12月28日
通天閣の初代は 1903年、内国勧業博覧会の跡地に建設されました。 フランス凱旋門の上にエッフェル塔が立つようなデザインの独特なセンスの建物でした。
1943年、土台の映画館で火災が発生し、初代通天閣は取り壊す事になります。
現在の通天閣は2代目で、1956年に再建された物です。 初代の高さは 75m でしたが2代目は 108m と、だいぶ背丈が伸びました。 設計は東京タワーと同じ内藤多仲です。
1996年に改修工事が行われましたが、より安全性を高めるため 2015年に免振工事が行われています。
宿泊先が通天閣の近くだったので、四天王寺の帰りに立ち寄る事にします。 訪問は10年ぶりでなので、免振工事の前になります。
街の雰囲気はあまり変わってなかったのですが、通天閣の天井画を見て「こんなのあったっけ?」が第一印象でした。 どうやら免振工事の時に、初代の天井画を復刻させたようです。
外からは通天閣入り口が空いているように見えたのですが、展望台へは長時間並ぶ事に...。
家族連れやカップルばかりで一人で来るような場所ではありませんが我慢して並びます...。
展望台5Fの高さは 87.5m 。 東京タワーのトップデッキは 250m なので、高さにはだいぶ差があります。 年末の飲食店街は今日も混雑してます。
エレベーターの混雑に多少後悔しましたが、この夕日が見れたのは良かったです。
旅先でこういう風景を眺めると少し癒されます...。
癒しとは関係ありませんが、遠くに海が見えたので海岸に近い場所だった事に気付きました。
ミラーボールありの、なかなか派手な照明でした...。
まぁ、照明がガラスに映り込みので夜景の撮影には邪魔だったりするのですが...。
帰りは階段で下る事にします。
階段の窓から通天閣の照明が差し込み、ちょっと幻想的です。
以前、東京タワーの階段を上り下りした事がありますが、それと比べるとだいぶラクです。
階段を下りた先は三階屋上にある通天閣庭苑。
前回の訪問時はここに来なかったような気がします...。 昔からあったんですかね...。
刻々と色が変わる通天閣が美しいです。
通天閣庭苑に鎮座していたガネーシャ様。
ガネーシャはゾウさんの頭をしたヒンドゥー教の神様で、財を成すご利益があるようです。
通天閣と言えばビリケンですが、ビリケンは 1908年にアメリカの芸術がデザインした物らしく、デザイン特許も取られていたようです...。 ビリケンは海外生まれだったんですね...。
土産のお菓子を買ってホテルへ戻る途中、ごった返す飲食店街で通天閣を振り返ります。
そう言えば、通天閣のてっぺんは明日の天気だったはず...。
明日は古市古墳群の散策。 天気は大丈夫だろうか?
しかし、相変わらず派手な看板だなぁ...。
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