東京国立博物館 ― 2020年10月18日
年に数回は訪れる東京国立博物館ですが、今年はコロナ自粛前の1月に行ったきりでした。
今までの訪問は、ほとんどが当日朝の思い付きなので、事前予約が必要となるとどうしても足が遠のいてしまいました。
予約サイトを見たら前日でも十分チケットが取れたので、特別展「桃山 天下人の100年」のチケットを購入しました。 金額は普段よりも少し高めですが、入場者数を制限している以上、仕方ない事でしょう。
久々に見た表慶館。 前日の雨も上がってよかったです。
こちらでも特別展「工藝2020-自然と美のかたち-」が開催されていました。 表慶館はいつでも中に入れる訳では無いので、どちらにするかちょっと迷いました。
特別展会場への入場は少し並びましたが、普段の混雑と比べたら非常にスムーズな入場でした。
入場者が制限されているので、じっくり見学する事ができ、たまにはこういうのも悪くは無いなと思いました。 普段の特別展はギュウギュウなので...。
特別展の見学後、キッチンカーで軽く昼食を取った後、常設展示も見ていく事にします。
こちらも普段よりも人が少ないので、写真が撮りやすかったです。
大日如来坐像
平安時代後期の作品で、金箔が少し剥落している感じが逆に美しく感じます。
吉祥天立像
こちらも平安時代の作品です。
仏像は、男性と女性の中間っぽい物がありますが、こちらはインドの由来の女神様です。
あまり、女性っぽさは感じないですね..。
庭園にも出れるようだったので、そちらも見学する事にします。
今回、少し驚いたのが、窓が開いていて建物の中が少し見れた事です。
コロナ対策による換気なのかと思いますが、建物の中は初めて見ました。
ちょっと得した気分です。
春草廬
転合庵
九条館
こちらも貸し出されている時以外は中が見れない場合が多い建物です。
奥に狩野派作の楼閣山水図が見えます。
帰る前に博物館の敷地内を軽く散策。
やわらかい日差しが心地良いです...。 昨日は本当に寒かった。
じっくり見学できるのは良いのですが、やはり、つも通りに戻って欲しいですね...。
お正月には、例年通りのイベントが行える事を願います。
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