静岡県 旧天城トンネル2024年04月27日

旧天城トンネルは、1905に作られた日本初の石造道路トンネルです。
天城峠は伊豆半島を南北に横断する幹線道路の難所でしたが、天城トンネルの開通により人の往来が活発化しました。 有名な小説の題材にもなっているので、広く知られています。
1970年に新しい天城トンネルが開通した事により、主要道路としての役割は終えてますが、重要文化財として管理されており、現在でも通行可能です。

水生地下駐車場
旧天城トンネルは車でも通行可能ですが、車1台分の車幅しか無く、道路も未舗装です。
トンネル手前に車数台分の駐車スペースはありますが、オフロード車で無いバイクで未舗装道路を走るのはしんどいので徒歩で見学します。
何故か Google Mapに記載されてませんが、旧道と現在の国道 414号が合流する北側に観光用の駐車場があります。
旧天城トンネル・水生地下駐車場

駐車場から旧天城トンネルに行くには国道を横断する必要があります。
ただ、横断する場所はちょうどカーブ付近であり、交通量も多いので非常に危険です。
少しと遠回りになるかも知れませんが、駐車場から国道の下を通って横断する通路があるので、そちらを利用した方が安全です。
15年前にも来てるのですが、こんな道あったかな? もしかしたら事故が多くて整備したのかも知れませんね..。
旧天城トンネル・国道下

旧道
案内板を見ると、「踊子歩道」と案内されてますが、ここは現在でも国道 414号のようです。
それほど荒れてる訳では無いので、私のバイクでも通れなくは無さそうですが、道幅も狭く、路肩の状態も微妙なので止めときました。
ただ、トンネルまで歩くと 30分くらいかかります...。 タクシーで来てる人もいましたね...。
しかし、トンネル開通後にバスの運行が開始したようですが、ここをバスで走るのですか..。
旧天城トンネル・旧道

旧天城トンネル・旧道

川端康成文学碑
しばらく旧道を歩くと左側に川端康成文学碑がありました。
川端康成の「伊豆の踊子」には天城峠が登場します。 「伊豆の踊子」が発表されたのは 1926年です。 1916年にバスの運行が開始されているので、執筆した頃には人の往来が増えていたのかも知れません。
旧天城トンネル・川端康成文学碑

江藤延男追慕の碑
旧天城トンネルの手前にあったのが江藤延男追慕の碑です。
「この人誰?」と思ったのですが、天城山の遭難者を救助する為に設立された「天城を守る会」の初代会長との事。
旧天城トンネル・江藤延男追慕の碑

旧天城トンネル
長さ 446m、幅員 3.5m、有効高 3.5m です。 トンネル内で車がすれ違うのは無理ですね..。
総工費は約 10万 3千円です。 その内、地元の上河津村はトンネル工事費の約 2万 2千円分を負担し、かつ、道路工事費の約 1万円も負担しています。 ちなみに、明治 27年の公務員初任給が 50円だったみたいです。
旧天城トンネル

トンネル内は素掘りでは無く石積になっています。
切り石巻工法と言うそうですが、壁面が煉瓦積のように綺麗に加工されています。
アーチ状の天井付近とかは、結構、大変だったと思います。 当時の石工の技術はかなり高かったのだと思います。
旧天城トンネル

旧天城トンネル

旧天城トンネル

石材を良く見ると、当時の加工跡を見る事が出来ます。
旧天城トンネル

もうすぐ 17:00。
駐車場まで 30分くらいかかるので、そろそろ戻りますか..。
旧天城トンネル

踊子歩道の全長は 18.5km。
アップダウンはそれほどでも無さそうですが、距離が長いです。
コースタイム 6.5時間で紹介されてましたが、次は1日かけて歩いてみる?


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