京都府 龍安寺2017年11月23日

龍安寺は、元々、大徳寺家の別荘だったものを細川勝元が 1450年に譲り受けて寺院として創建したのが始まりです。 応仁の乱で焼失しましたが、1499年に細川政元によって再興されました。 有名な石庭もその頃に造営された物です。
こちらの寺院も世界遺産登録されています。

金閣寺前のバス停で龍安寺方面のバスを待ちますが、道路が混雑しているせいか、なかなか来ません。 紅葉シーズン特有の渋滞でしょうか...。 結局、バス停に並んでいた人全ては乗車出来ずに金閣寺を出発。 バス停の数は数個なので歩こうかと思いましたが、意外と距離があった印象を受けました。
バスを降りて受付のある山門へ向かいます。 こちらも海外からの旅行者が多いです。
龍安寺・参道

山門
手前にある受付で拝観料を支払って中に入ります。 山門周辺の紅葉が綺麗です。
龍安寺・山門

龍安寺・山門

庫裡
紅葉に覆われていて建物が良く見えませんが、この大きな建物が庫裡です。
ここから建物内に入って有名な石庭に向かいます。
現在の建物は 1797年に火災で焼失した後に再建された物です。
龍安寺・庫裡

石庭
非常に有名な石庭です。 一面に白砂を敷き詰めてあり、15個の石が配置されています。
石庭の解釈は見る人の自由です。 思い思いに想像を膨らませられる場所です。
でも、写真には写ってませんが、縁側は人でいっぱいです...。
龍安寺・石庭

方丈
石庭を眺めた後、方丈の方を観て回ります。
この方丈は織田信包(信長の弟)によって 1606年に建立されました。
1797年に火災で焼失しており、現在の方丈は西源院方丈を移築した物です。
龍安寺・方丈

龍安寺・方丈

龍安寺・方丈

方丈を後にします。
多分、この土壁の反対側が先ほどの石庭。
龍安寺

鏡容池
大徳寺家の別荘だった頃からある池です。 その頃は船を浮かべて演奏や踊りを楽しんていたそうです。 鏡のような池と紅葉が美しいです。
龍安寺・鏡容池

位置的に大珠院かな?
龍安寺・大珠院

池周辺の参道の紅葉が綺麗です。
石庭を見て、池を中心とした庭園を観て回る感じの寺院なので、思ったほど滞在時間が短かったです。 ここに来たのは約9年ぶりですが、外人さん増えましたねぇ。
龍安寺・紅葉

龍安寺