京都府 金閣寺(鹿苑寺) ― 2017年11月23日
寺の正式名称は鹿苑寺で、「金閣」は舎利殿の別名です。
鎌倉時代に造られた別荘「北山第」を 1397年に三代将軍足利義満が譲り受け、「北山殿」を造りました。 義満の死後、1420年に遺言により鹿苑寺となります。
鹿苑寺は世界遺産登録されています。
金閣寺に来たのは約10年ぶりです。
京都はバイクでも停車する場所に苦労しそうなので、いつもバスで移動します。 また、今回は紅葉シーズン真っ只中なので渋滞やバスの混雑を避ける為、地下鉄+バスの1日乗車券にしました。
京都駅のバス乗り場は案の定、早朝でも大変混雑してましたが、地下鉄で北大路まで移動してからバスでに乗ったので移動はスムーズでした。
総門
この先に受付があり、拝観料を支払います。
鐘楼
鎌倉時代に鋳造された古い梵鐘のようです。
鐘楼周辺の紅葉が見事です。
金閣(舎利堂)
純金の金箔で覆われているこの建物が金閣と呼ばれる舎利堂です。
1950年に放火によって金閣は焼失し、足利義満像や観音菩薩像など、貴重な文化財も焼失しました。 現在の建物は国や府の補助金や寄付金によって 1955年に再建された物です。
鏡湖池に逆さ金閣が映ってますが、風が少しあったみたいで少しブレてます...。
鏡湖池周辺の紅葉も綺麗です。
しかし、海外からの観光客が多いです...。 半分くらいは外国人に思えるほどです。
それに、色んな国や地域の人が入り乱れている感じですね...。
方丈
金閣寺では、本堂に相当する場所らしいです。 この方丈は、1678年に後水尾天皇によって再興されました。 内部は、普段は非公開ですが、年に数回特別公開されるようです。
境内の紅葉が綺麗です。
金閣寺裏の参道を進むと、所々に石仏が置かれてました。
観光客が賽銭を投げ入れるので、周辺にはコインが散乱してました。
安民澤
鏡湖池の水源となっている池で、金閣寺が開山される前からある池です。
池の中にある小島には白蛇の塚があります。 白蛇は水神である弁天の遣いです。
夕佳亭
金閣寺裏手の丘の上にある茶室です。
江戸時代に金森宗和によって建てられますが火災で焼失、現在の建物は 1874年に再建された物です。
不動堂
1573~1593年頃に宇喜多秀家によって再建されたようで、金閣寺境内では一番古い建物のようです。 本尊不動明王は空海作と伝わっており非公開のですが、年に数日開帳される事があるようです。
実際に歩いてみると意外とこじんまりとした寺院に思えました。
ただ、ここは海外からの旅行者や、修学旅行など、団体客が多いので混雑しますね...。
朝一番の訪問先にして正解でした。
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