東京都 東洋文庫2017年12月24日

東洋文庫はアジアに関する書物を集めた図書館、および研究施設で、1924年に岩崎久彌氏によって設立さました。 東洋学に関しては、日本最古、最大規模の施設になります。
戦時中は貴重な書物を疎開するなど、大変な苦労があったようです。
ここは、貴重な書物を展示している博物館でもあり、定期的に企画展も行われています。

駒込駅から行くと、六義園の奥にあり、少々、距離があります。
博物館としてオープンしたのは 2011年なので、外見からしても新しい建物のようです。
東洋文庫

受付と通って中に入ると、展示コーナーは洒落ています。
展示物を沢山陳列するというよりも、ゆったりとした空間の中で展示物を楽しむと言ったコンセプトでしょうか...。
東洋文庫

2階に展示されているモリソン文庫です。
外科医であったモリソンは世界各地を旅した後、「タイムズ」紙の記者となり北京に駐在します。 モリソンが収集した大量の書籍はモリソン文庫と呼ばれ、東洋に関する24,000冊の書物が 1917年に岩崎久彌氏に譲渡されます。
とにかく書物の量に圧倒されます...。 ただ、書籍の電子化が進んだ事により、このように大量の本が並ぶ光景は、今後無くなっていくと思います。
東洋文庫・モリソン文庫

東洋文庫・モリソン文庫

床下がガラス張りになっている、展示コーナー間を繋ぐ通路。
館内の演出が美しいです。
東洋文庫

中庭の先にはレストランもあります。
当日は貸し切りだったので、次の機会にしましょう。
ここも、広々とした空間が特徴的です。
東洋文庫・レストランへ

東洋文庫・レストラン

あまり知られていない場所かと思いますが、モリソン文庫は圧巻です。


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