鎌倉 春の明月院 ― 2013年03月30日
山内首藤経俊が平治の乱で亡くなった父、俊道を供養する為に平安末期の 850年に明月庵を創建したのが始まりのようです。 1256年に北条時頼が「最明寺」を建立、その後、北条時宗が「最明寺」を「禅興寺」として再興しました。
「庵」から「院」に改められたのは室町時代に足利氏満の命を受けた上杉憲方によって「禅興寺」が再興された時です。
「禅興寺」は明治に廃寺となり、「明月院」のみが残ったようで、この辺りにはもっと大きな寺院が存在していたのだと思います。
山門
「あじさい寺」と呼ばれるくらいなので、アジサイで有名ですが、山門周辺の桜も綺麗です。
この時期はここが一番いい感じかも。
枯山水庭園
本堂前の枯山水庭園。 ここからの眺めもなかなかです。
そういえば、本堂裏にある庭園は、期間限定なので、ほとんど見た事が無い...。
花菖蒲がメインなので、一度、その頃に合わせて来てみよう。
開山堂近くのお地蔵様は、いつも綺麗に飾られてます。
お世話している人の愛着を感じますね...。
総門から山門への参道と並行すように配置されている桂橋。
それほど広くはありませんが、とにかく綺麗なお寺です。
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