長野県 海野宿2012年05月03日

海野塾(うんのじゅく)は、1625年に江戸幕府によって設置された、長野県の北国街道にある宿場町です。
江戸時代には、佐渡からの金の輸送や善光寺への参拝者などでにぎわったそうです。 現在は保存地区として昔の町並みが残されています。
海野塾

白鳥神社
宿場町の入り口付近にある神社です。 奉られているのは日本武尊(やまとたけるのみこと)。 建立時期ははっきりしませんが、木曽義仲が「白鳥河原」で挙兵した 1181年には現在の位置にあったとされています。
海野塾・白鳥神社

海野宿・白鳥神社

町並みには当時の面影が強くの残ります。 明治時代になると鉄道が発達し、宿場町としての賑わいがなくなります。 その頃になると産業の中心は養蚕業になります。 資料館にはその頃の道具などが展示されています。
海野宿

海野宿・資料館

海野宿・資料館

海野宿

馬頭観音
この様に文字だけが彫られている馬頭観音は、荷物の運搬に使用していた馬が死んだ時の供養として建てられた物が多いそうです。 古い街道沿いには良く建っています。
海野宿・馬頭観音