山形県 旧済生館本館 ― 2016年08月18日
山形城跡の訪問中に存在を知りました。
独特な形状の建物が気になったので見学する事にしました。
明治11年に三島通庸によって三の丸大手門付近に建てられた県立病院でした。 運営は民営になったり市営になったりといろいろ変わり、昭和30年代まで使用されていたようです。
昭和41年に重要文化財に指定された事により、昭和44年に現在の場所へ移築されました。
中央にある庭園を囲むように診療室が並ぶ、独特な構造が印象的な建物です。 横浜にあったイギリス海軍病院を参考にしたそうで、建築は日本の宮大工が行いました。
ステンドグラスが美しいです。 一見すると、病院とは思えない内装の建物です。 建物内部には当時の医療機器などの資料が展示されています。
この方がオーストリア人医師アルブレヒト・フォン・ローレツ博士。
当時県令だった三島氏によって教頭として招かれました。 明治13~15年の間、西洋医学の教育や診療を行いました。
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